何でだろうか、素朴な土雛には惹かれるところがあって多くは無いが手に入れて我家の玄関などに飾っている。当然節句などの季節感があるものは飾る時期が決まってしまうが、お目出度いものはいつまででもいいかと長居してもらいます。
冒頭の写真の夷大黒の2セットはどちらも山形県温海温泉朝市の骨董屋で購入したもので、大きいほうは酒田、小さいほうは中に鳴玉が入っているので鶴岡。これらの人形に詳しい骨董屋の親父はもう80歳を越したそうでもう辞める辞めるで10年近く商売を続けているが、はていつまで。僕ら夫婦は会津から山形を左回りに巡って村上経由関越道に出て1000km以上を2泊か3泊で走る旅を毎年していて、最終宿泊地はいつも温海温泉なのです。昨年は10月下旬の紅葉の季節を狙って中ノ沢、肘折、温海と温泉を渡り歩き、朝市骨董屋の親父さんの元気な顔に再会、その際に好きな土人形をあげると言われてもらったのが大型の天神様、会津の天神様は張子なのだけれどこれは秋田八橋のものだそうだ。