予定では9月末から10月初めの軽井沢滞在は一週間強を考えていたのだが、女房が風邪をひいてしまって僕だけで短期間の4日間だけで、往復があるから実質は3日ほど居ただけ、ちょうどこの時期だけが気温が低くて横浜なら冬の気温で夜は寒かったが、庭の草花ももう手仕舞いと咲いているものは少なくてチラホラあったぐらい、さらにモグラが穴を作った場所があってその上の植物では元気がないものや消えてしまったものも、モグラ退治にいい方法はないでしょうかねぇ。冒頭写真は道路側に自生する植物など、ユウガギク、アキノキリンソウなどが、赤いのはヒガンバナ。
アキチョウジは繁殖力が強くて各所に増えてくるので、 間引いたりしてあまり邪魔にならない端っこなどだけに残しているが、いじめられてもシッカリ花を咲かせています、9月から咲き始めてまだ何株かに花が残っていました。
ハコネギクも9月から咲き続けていました、この春に移植したものの問題なく育っていますが株自体は大きくなっていなくて、来年はもっと増えてもいいように周りは開けてありますが。
タカネナデシコは今年に植えたもの、カワラナデシコはもう花は終わってしまいましたがこれはまだ花が鮮やかに、かぼそいカワラナデシコに対してこちらのほうは大きく頑丈で、今後ちょっと大きくなりすぎないか注視しておかないと。
今年のホトトギスの花付きは悪いですねぇ、咲いているのは一部の株だけ、その中では本邦系のホトトギスで株が昨年よりも大きくなったものだけには花がシッカリと、まだ蕾もあって見ごろはもう少し後かな、数種類ある黄花系のホトトギスは今年は全く咲かなかったようです。
サラシマショウマの真っ白な花は庭だけでなく周辺で目につきます、庭のものも自生していたもの、林間の木陰でアチラコチラに花が咲いて分かります、まだ蕾というのもあるようでした。
横浜の鉢植えをこちらに植えたら徐々に増えてきているヒメタデ、夏場を超えてこの時期になると絨毯状に葉を広げて、赤い花をいっぱい咲かせてきます。この一部はミニ盆栽風に仕立てた鉢に植え込んでみました、鉢(最後の写真)では苔の間から下草風に下回りを飾れるだろうと、春から初夏は消えているので鉢植栽の変化を楽しめるようにと考えたのだが。
あまりに大きく育ってしまったので株分けして庭の隅に植え替えたシュウメイギク、痩せ地で数年は元気がなかったが今年になってやや大きくなって咲き始めました、痩せ地でも日当たりがいいと思いのほか大きくなってきたが、この場所なら邪魔にならないからいいかと、狭い庭では条件のいい場所は避けて植えたほうがいいですね。
強風で倒れていたのを起こして
例年ならもう咲いているシモバシラはまだ蕾の状態、花自体は地味ですが冬場の面白い現象が知られていて植えてみたのだが、我々は冬場は居ないのでまだ実際の霜柱がこの植物周りに成長する姿は見ていません。
カルイザワテンナンショウは実が赤くなってきていて花よりもこのほうが目立ちます、この実が落ちて全部が増えたら大変ですが種からは難しいようで、周辺でも密生しているのは見られませんから。
軽井沢で夏越しさせたミニ盆栽風の鉢を横浜に今回持ち帰ってきました、軽井沢では小さな鉢だと土が凍ってしまうでしょうから。それぞれの鉢には数種類の樹木と草花と苔と、山荘周りにあったものを植え込んでいるが、常緑樹以外に落葉もあるので季節変化が楽しめます、その中で今年植えたヒメタデは1年草なのでここに種が落ちてくれないと来年また植え込む必要がありそう、この鉢の秋にちょうどいいので何とか種がつないで定着してくれたらいいのですが。
右は石の鉢です