昨日持ち帰ってきたちょっと益子焼風の冒頭写真の丸い皿、この中央には孔が開いていて何に使うのかといぶかられそうなシロモノ、外周部も二重高台みたいな形が上になっていて、これだけ見たら何か分からないでしょう。
実は着物の染め柄の型紙をいくつか持っていて、それらをランプシェ-ドに活用しようということで、その台座にするために自分で作ってみたものなのですよ。中央の孔は照明器具のコードを下から逃がすため、外周の溝部分はその型紙の下側を挟み込んで留めるための工夫、実際にはこの見込部分は隠れるから釉薬は要らないのだが、素焼きだと汚れるからと全体に釉を掛けて、さらにこれだけでも何かの足しに使えるかと欲張ったこともあって。
保存していた型紙の巻癖を反対にしないときれいには巻きつかないが、とりあえず何とか型紙を強引に仮止めして照明の具合を試してみた。こういうランプシェードには開口率が少ないもののほうがそれらしいから、やってみたのはこの二つであるが、まずまずの雰囲気はでているかなと。
しかし、中に入れた電球の台はほかの既存の照明の物を借用したから背が低くて、下部分が明るくなっても上部はかなり暗い。これ用の照明は型紙の中間の高さよりやや下に電球が来るように、糸巻か何かを利用して別途作ってやらないといけないね。