ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

最近二ヶ月で飲んだワインに勝手なコメントを 1/2

2023-06-14 08:40:01 | グルメ・酒・ワイン

 ここ二ヶ月に飲んだワインのうちこれまでに書いていないものをと今回は5本ずつを2回に分けて、その最初の5本は僕にとっては比較的に安ワインとは言えないランクかなと思われるものがいくつか、それでも数千円クラスは1本だけではあるが、これらの感想はあくまでもバカ舌を自認する僕の独断からですので悪しからず、冒頭写真はチョッピリとしたおつまみ用のチーズで美味しいワインにはこれだけでも僕には結構な。

①サンタ・ディエチ  2014

                                     

 客人が持ってきたワインで4人で飲んだのでゆっくり味わうことはできなかったが、最初に感じた印象では味わい自体はかなりのものと思ったものの、喉越しに来る風味が僕の好みからはハズレで何か獣っぽくて、評価は半減とこれはあまり飲まないでいたので、ほかの人に多くを飲んでもらって終わってしまった。

②カステッロ・ディ・アマ レゼルバ 2006

                                      

 貰い物でこれも4人で飲んだ5本の中の1本、飲んですぐにこれは格上のワインだと、まず熟成風味が素晴らしく深い味が舌に来て香りも抜群、ネットで調べたらこの2006年ものは蔵出しの限定リリースで、このキャンティ クラシコ リゼルヴァは2009年に販売終了していたものとか、2010年からはキャンティ クラシコ グランセレッツィオーネとして引き継がれているという、グランセレッツィオーネであれば7000円台ぐらいらしいがこの限定ものの値段は分からない、これはジックリと時間とともに変化していく味わいまでは堪能できなかったのが残念でした。

③カスターニョ ソラネラ 2019

                                     

 ロピアでパーカーがコスパ抜群との評価宣伝があったワインで1430円というお値段はネット通販最安値に負けない値段だと買ってみた、最初の印象は香りには高級感があるが味の方は要素はあるものの濃い味好きのパーカーさんにしてやや大人しめかなと、多くを残して二日目以降の変化を期待、やはり三日目ぐらいになると味が広がり柔らかみもで、硬さが取れて良化してきたが僕はもう少しフルーティさが欲しいかな。

④バロン・ド・レイ ヴェネア クリアンサ 2013

                                      

 コストコで買ってからなぜか飲まずに残っていた2013年もので、値段の記憶は無いが1000円台前半だったような、抜栓したコルクには濃い色が着いていて、色が教えるように熟成風味がタップリでまだまだパワフルな味わい、熟成のためなのかフルーティさは消えてタンニンからの渋めの厚みが強く二日目もあまり変化はない、もっと若かった時はどうだったのかな、柔らかさはない味わいではあるが全体的には僕の好みに合っているほうでした。

⑤バロン・ド・レイ ヴェネア クリアンサ 2017

                                     

 この前に飲んだ2013年よりも若い2017年物ではあるが、これも何故か置きっぱなしになっていた、瓶のラベルのデザインが一変していて別物のワインじゃないかと間違えそう、味わいは香りも強く前と同じように濃くて強い口当たりのワインですが、熟成風味はやはり前の2011年がまさっていた、その分フルーティさがあるかというと微妙で柔らか味はあまりない、二日目は熟成不足のためか分かりやすく柔らかというか飲みやすい感じにはなったが大きくは変わらない、この時はもっと安いポルタと飲んでいてそれよりはやや上というかパワフルさはあるかなという程度で、値段と味わいの差は比例しないのが常のようですから。


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