ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

北陸新幹線開通の富山でレンタカー利用の旅 2015.11.26(木)~28(土) 1/5 北陸新幹線で富山へ、市内観光

2016-01-23 16:01:32 | 旅日記

 もう昨年の11月のことになりますが、北陸に延伸したばかりの新幹線とホテルとレンタカーをセットにした旅行社のパック旅行で、富山県からのふるさと割り補助が付いたお得プランに申し込んでいて、初めてレンタカーを使っての二泊三日の旅をしてきました。こういうパック旅行は自分でそれぞれの予約をする手間が省けて、団体旅行みたいに催行人数不足で中止となることもないし、レンタカーが自分の車と違っていてもすぐ慣れるしで、それで現地での観光をどうするかが自由というのはいいのだが、短所では新幹線の時間指定だけはままならないのだけはなんとも、飛行機は無理でも新幹線がもっと自由にできるのならドンドン利用したいパック旅行ですがね。

 新幹線の時間指定が東京発10時52分と遅い出発、帰りも富山発が15時36分とこれも早め、この時間連絡は出発日の1週間前ぐらいでの連絡で少々ガッカリしましたが、その時間の制約で富山県内をどう観光するか、二日間の宿はすでに決まっているからその場所との道順行程なども考えると、あまりずれないコース設定をしないとと大まかには考えての出発となった。富山はこれまで数回訪れてはいたが、富山中部は意外と団体旅行でちょっとだけだったからと、今回は無理せずに富山市、高岡市をメインにして、初めての宇奈月温泉泊りということもあって、その道筋のドライブで何か見つけてぐらいというつもりでいきましょうと。

 新幹線は長野までとは車両は違っているんですかね、列車オタクじゃないから興味はありませんが椅子席間隔はややユッタリとなったような、この日からは寒くなって東京では小雨混じりの曇り空が軽井沢では雪景色となって、佐久を抜けて上田では青空と目まぐるしく天気が変わる、日本海側の天気変化はもっと激しいだろうから今回の旅はレンタカーでは心配の予感も多少は。

            雪景色の軽井沢駅のプリンスショッピングプラザ側

            上田駅手前では青空となって

            糸魚川駅を過ぎて黒部手前で日本海が、曇り空です

            富山平野でも砺波平野のような散居村みたいな風景が、高い山はまったく見えません

            常願寺川

            富山市街に

            富山駅到着

 富山駅到着は午後1時半ぐらい、駅舎は新幹線開通に合わせて改築されたようだが駅前はまだ整備工事中、まずは腹ごしらえと駅ビル内にあったとやマルシェの中の富山ブラックで有名な大喜という店に。これが物凄く塩辛いんです、よくこんなショッパイものを名物にして食べさせるもんだと、高血圧の敵以上に塩の使い過ぎは万病のもとにならないかと、もう二度と食べませんよ。

            新装なったらしい駅ビル

                   富山ブラック、黒いのはショッパ過ぎるスープで飲めたものではありません、これは相当な肉体労働者向きですな、胡椒もたくさん掛けられて出てくる

 駅前にはレンタカー会社は二つあるようで、我々が借りるようになっていたのは離れたほうにあるトヨタレンタカー、用意されていたのは小型のヴィッツ、今はホンダとスズキに乗っていたのでスイッチ類の様子が違っていて最初は多少まごつきました。それと市内のほとんどのメイン道路には路面電車が走っているので、それに慣れるまでは要注意でもあります。午後も2時からの市内観光となっていたので、レンタカー会社で目ぼしい観光場所を聞いたら、すぐ近くに富岩運河環水公園があるから、まずはそこを見てからこの地図でと富山観光マップを渡されたが、富山は戦災でほとんどが燃えてしまって、古い観光名所は少ないんだそうだ。

            駅前から伸びている路面電車のレール、この周囲はまだ工事中、道路は電車優先なので

            緑の看板がトヨタレンタカー

            富岩運河環水公園

 公園の駐車場で市内観光マップを調べて、中心部に富山城があって近いから行ってみるかと、城の地下に駐車場があるのを見つけて車を入れる。入口の石垣と移設したらしい門は立派なのに、中の再建された城は郷土博物館となっていて大したものではなさそう、公園となっているところを一回りして切上げて、残り時間もう一ヶ所ぐらい観光してから宿に向かおうかと。

            入口の城門

            再建富山城

 それで選んだのは古くから北前船で栄えたという岩瀬地区、ここだけに古い町並みが残っているということで、ナビで調べたらそんなには遠くでもないということもあって。加賀の殿様の参勤交代でも使われたという道筋に古くからの豪商の屋敷が並ぶが、公開しているのは市に寄付され管理しているという森家のみ、一番の豪商ではないというが明治初期の贅をつくした建築、この入場料が100円と安いのは立派、そのうえ丁寧な説明もつきます。時間も迫っていたこともあって、この屋敷内の観光だけを、街並みはちょっとだけ眺めたぐらいで市内観光は終了です、本当はもう一つ民俗民芸村にも行っておきたかったのだがこの日はここまで。

            岩瀬の街並み

 北前船を所有する廻船問屋は倍々で儲かったとか、まずは北での商売で倍に、そして大阪に運んでまた倍にと物凄く財を成したとか。この街並みの屋敷はどれも風格がある、森家の隣が一番の豪商だったというが公開していません、いずれも宮大工によるもの、この前の秋田の増田町みたいにたくさん公開したらいいのにね。

                      岩瀬地区の文化財と地図

            パンフレットから

               入口前にあった説明看板

               廻船問屋ということでか海から見た富山陸地の写真を置いてあった

            座敷に向かって上がっていく場所

                   畳の敷き方が面白い

               座敷の天井の杢目、縮み杢が光の具合で龍に見えるとか、ほかにも最高級の材を使っていて、トイレには屋久杉の腰板が、室内の戸板も正目の一枚板と

               この家具や置物がいい

            蔵の中にはお宝が、富山には骨董品がまだ多く眠っているようです

 ここまででお時間もよろしいようでと本日の宿アパホテル富山に向かう、場所は繁華街とは反対となる駅の南側、駅からは少し離れたところをナビが教えています。

              


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