日曜日は素晴らしい初夏の陽気で何処かに出掛けたいと女房が言うのに対し、こんなに天気がいいと歩いたら暑いし、公園などの駐車場は混むだろうしで、翌月曜日に四季の森(冒頭写真は園内の案内地図)あたりに出掛けてみようという約束をしていて、翌日は薄曇りでちょうど長歩きにいいとばかりに1年ぶりに出向いてみた。去年は犬を2匹も連れて行ったのになぁと喋りながら、今回は夫婦二人だけで園内と周辺を歩き回った。
昨年は桜の時期だったが今回は一ヶ月以上遅い季節でどんな花があるかと期待していたのに、生憎とこの初夏の時期はあまり咲いていなくて、目立ったのはシランぐらい。このシランという花は緑区の花になっているんだそうで、ちょっと歩いた中山駅から公園までの1kmほどのせせらぎ遊歩道沿いにも沢山植えられ、今が盛りのようだ。
シランは緑区の花
この公園は高低差があって樹木が多いのと、谷間には周囲から浸みだす流れと沼があって、最下部の池に連なる変化のある景観が見どころで、自生と植栽の里山の草花がいくつか紹介されているように、時期が合えばそちらの楽しみもある。
園内は起伏があって森と水の対比で変化する風景が楽しめ、全体を歩けばいい運動になる
その春の山野草はもう葉も見えずで終わっているし、ヤマブキやツツジの花ももう終わり、このあと暫くすれば菖蒲やアジサイが咲くことになるだろうが、今は端境期みたい。目立たない樹木の花やアヤメ類が見られる程度であった。
こんな草花があるそうです
公園内の池はカワセミが来ることで有名で、望遠レンズを付けたカメラが飛来の瞬間を待って並んでいるのには、そんなにちょくちょく飛んでくるとは思われないから辛抱強いもんだねぇと感心しちゃう。
カワセミの写真を狙う人たちの後ろには青首のカモが呆れて?見ているのかな
カモのメスは外の流れまでお遊びに
高低差があるから行ったり来たり歩き回ったら結構な運動量になったものの、日差しが無くて風も適度にあったから大して汗をかくこともなく、ちょうどキツメの散策には具合の良い気候だったなと。
帰り道で大通りに出てすぐに生肉のO-111・157による食中毒で問題となっている焼肉えびすの店舗があって、見たらやはり営業していないみたい、神奈川に店舗があることはニュースで知ってはいたが、こんなところにあったのね。同じ生でも初ガツオなら大丈夫だろうと、我家から車で10分ほどのスーパーに立寄って、銚子に今朝上がったという雌節の柵をこの日も買って帰って来た。
焼肉えびす上白根店
そうしたらその上白根店の営業停止は、5月16日とこの当日になって出されたというニュースを帰ってきて見たTVでやっていて、あんなに問題になったらもうとっくに営業していないはずなのにお役所のやることはすべからく遅いよなぁ、実質は自己責任で営業停止してるんだし改めて今頃大きく発表するのが分からない。しかし福島原発がまだあんな有様なのにはもうウンザリ、こちらはもっと大問題だからやり過ぎという批判なんぞは責任を一手に被る覚悟で事に当たらないと、それがリーダーたる政治家の務め、お役人だけでは出来ないことを決断しましょうよ。
<余分な話で>
カツオの刺身は雌節のほうは皮を引かないのが本当、こういう縞の線がハッキリした鮮度がいいものは皮つきのものが売られているから、僕はこの皮の触感も好きでこういうのを選ぶ。このカツオはスーパーの担当者が銚子まで車で早朝に出向いて仕入れたそうで、普通なら翌日に店頭に出てくるものが一日早く提供されているということだ。ただし釣ったのはその前日だろうから、当日の朝に釣ったものが午後には魚屋に並ぶ浜名湖舞阪港産の鮮度はさらに上、カツオはいかに鮮度が重要かということが食べてみればよく分かる。
雌節はカツオの腹側