
毎日のようにほぼ1本弱を飲んでいるので当然に安ワイン中心となります、ワンコイン近くの数種類を飲むことが多くてなかなか新しい銘柄を開拓できませんが、ここ3ヶ月ぐらいでこれまで書いていなかったと思われるワインの感想をまとめて、いずれも赤ワインばかりでコストコで購入したものが多いのですが。
●ポルタ レゼルヴァ カルメネール 2019
コストコで598円のこのワインにはジェームス・サックリング2020で92点という表示があって、これより以前に買った同じヴィンテージにはそれは無かったと思うのでその後の最近に評価されたのでしょう、このポルタは以前から何度も飲んでいるが、チリらしい濃いめの味で僕の好み、でも以前はちょっとばかりキツメでややアク味があったという印象で、柔らかみがある南アのユーステンバーグのほうが上としていたが、今回のものはそれが改善されいい厚めの味わいで僕の評価は逆転した、二日目には柔らかさが増してヘタリは感じられず飲みやすくなっていた、コスパ抜群です。冒頭写真は同じヴィンテージのものですが、ちょっと前に買っていたものでそちらにはサスティナブルマークラベルが、いろいろと頑張っているワイナリーのようです。
●メニュ ルージュ 2016
コストコで1188円*3本で1本オマケの4本値段なので実質891円となっていたので購入した、以前にも飲んでまずまずかなと、でも元の値段までではないかなと思っていたのが実質この値段ならと、バランスがいい厚めの味わいで三桁値段であれば文句なしかなと再確認、でも香りが弱いためか華やかさには欠けていてやや地味な感じは否めない面も、二日目はやや柔らかくなった程度で大きくは変わらない、フランス産で安くてこれはというものを見つけるのは難しいですね。
●カークランド キャンティ・クラシコ レゼルヴァ 2016
コストコで948円、これまでキャンティ・クラシコには特長が無い味わいだなと思っていていい印象は無かったが、これは赤ワインらしい味、香り、熟成感があってなかなか、でもやや軽めなところもあって、後で書いてある直前に飲んだプーリア産の濃いワインまではいかないと思うが、逆に軽めなところが飲みやすいともいえるので女性向きか、二日目に少しだけ残したものを飲んだら、アクが強くなった濃い目の味となってバランスが崩れていた、初日のスッキリ味の方がいいですね。
●カークランド リオハ レゼルヴァ 2015
コストコで750円、味わいの濃さや熟成風味があるが、香りはやや品に欠けるというスペイン産らしいまずまずのワイン、開けたその日は固めで喉には多少キツメに来る感じ、二日目はやや改善したがようだが大きくは変わらない、喉越しの風味だけは好みではないです。
●トゥルッリ サリーチェ・サレンティーノ 2018
小諸で偶然に見つけた小宮山酒店で1254円、店主の女性はソムリエだそうでサクラアワードでダイヤモンド・トロフィーを受けた3拍子揃ったコスパ抜群のワインと勧められた、品種はプーリア産のネグロアマーロとか、それでプリマティヴォと比べてみようかなと、これがスクリュキャップのワインなのに秀逸です、香り十分に深くて濃い味わいに加えて2018年産なのに熟成風味もある、ポッジョ・レ・ウォルピのポリマティーヴォに似た感じ、二日目がやや柔らかくなりパワーが減るのも同じ傾向で、これについては好みは分かれそうだが僕は初日のほうが好き、プーリア産は味わい充実したワインが多いようですね、調べたらネット通販でもいくつかのサイトで売られていますね。
●シャトー・レストリーユ・キャプ マルタン 2015
貰い物でネット価格では2700円前後か、ボルドーワインはこのくらいの値段ぐらいからはまずまずの味わいとなるようです、香りバッチリ、濃い味に樽香が加わって厚みもある、ただ喉越しに刺激がキツメな感じが、メルロの割合が多いらしいのに飲みやすさがここでは消えている、最後の余韻に奥行きと柔らかさが無いのだけが残念です、二日目は香りと味ともに弱めになっていた、やや大人しい味が好きならこの方がいいという人も、僕はキツメでも一日目のほうが良かったと思う。二日目にはトゥルッリとも比べてみようと飲んでみたら、プーリアは安くても美味しいワインが多いのをまたも再確認することとなってしまったが。