ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

軽井沢は今日も肌寒で

2011-08-03 16:56:24 | 信州日記

 軽井沢は一日に来てからずっと曇りに小雨というやや寒いくらいの天気が続いていて、庭の手入れをやる気も起きなくて、今日も午前中の食材の買出し以外は山荘に籠っての読書三昧。

 月火が休みの佐久のtete(冒頭写真)にパンを買いがてら、カタヤマでも惣菜をということで午前10時過ぎに出掛けた。軽井沢はドンヨリとしていたのに佐久では晴れていて、気温も5℃ぐらいは高めじゃないかという気候に、そんなに離れているわけじゃないのにこうも違うものかと、御代田までいくとこういう風にガラッと天気が変わるというのはよくあることだけど毎度不思議な感じがしちゃう。

 最初に立寄ったteteは休み明けで早くから客が駆けつけるのか、早くも並べられた台にはもう半分ほどしかない状態になっている。このあとも焼いたパンが加わるはずだが、こんなに早くでこれだと水曜は開店直後に来る必要がありそうですな。お目当てのパンはもう無くなっていて、それじゃぁと明日からの朝のパンは大きいライ麦パン一種類にして、来たからには加えて山荘での昼はここのサンドウィッチにすることに。

 そのあとには御代田のカタヤマで惣菜4種類にキムチと、お盆休みに女房の妹夫婦が来るから牛ホホ肉の赤ワイン煮を作ってやろうということでブロックを買って帰って来た。これで3日間分ぐらいは食べられるかな、とすれば今度は土日のいずれかに買出しに来ればいいものね。

 山荘に戻ってから紅茶でサンドウィッチをほおばる、このサンドウィッチがなかなかのもので、数年前のパリ観光では昼の食事時間も勿体ないとブーランジェリーのサンドウィッチをテークオフしたものだが、その時食べて旨かったものに比べても遜色ない。もう一つ半分っこして食べたソーセージの惣菜パンもスパイスを利かせてかなりアチラ風の味、いずれもパンだけでなく他の素材も良いからだろうとも思われるが。

                       サンドウィッチには具がシッカリ入っている

 午後からは白川静の1970年出版岩波新書の漢字という本を読みだしたのだが、活字が小さくて昔は全部こうだったのかなぁ記憶は無いけど今はもっと大きいはず、老眼で読みにくい上に内容も読みごたえがあって半日では読み切れそうもない。しかし漢字の成り立ちをその時代背景から読み解く内容には深いものがあって、中国の本家本元よりも根源からの洞察があるのには驚くばかりだ。


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