玄関の常夜灯の最後はこういうものとしてはかなり高価だった手作り品で、黒い鉄フレームに吹きガラスの釣鐘型ランプシェードを吊下げたもの、重くてやや大きめなので出番は少ないのだが置くと風格があるなぁと。
鉄とガラスというのは相性がよくて実にマッチするものですねぇ、これかなり重いです、鉄フレームがガッチリしているのとガラスも厚いから、目にも重さが伝わってきて独特の風格を滲ませていると思うのだが。
明りを入れると、ガラスに施された渦巻状線模様にわざと入れられた空気穴によって光がキラキラと輝いて美しい、こういう照明は和洋を問わないで使えて高級感を演出してくれる。
この照明には松本の中央民芸で20年ほど前に遭遇、ややデザインが違った二つの中から選んだもので、当時はバブルだったこともあってかなりのお値段だったがよくも買ったなぁと、その後は中央民芸では見かけなくなったが、その近くに後からできた民芸店マエストロという店に何年か前から一個だけ展示販売されていて、もっと高い値段がつけられていた、ランプ一つとしてはあまりにも高いからか、ずーっと売れ残っていたようだが、まだあるかな。
2009年からの再掲です