関西に住む義妹がやっとリタイアして我家に曜日を選ばず来られるようになって、東急ハーヴェストクラブの宿泊券をもらっていることもあって6月にこちらに来た時に伊豆山の施設に一緒にと、義妹は運転できないのと関西には施設が少ないのであまり利用していないとか、伊豆山はかなり新しいので造りが豪華なのと相模湾を望む絶好のロケーションが気に入るはず、また二日間の観光はこの周辺は知らないだろうから小田原と中伊豆あたりを案内してやろうかなと。
ゆっくり9時半ごろに家を出て最初の観光場所は小田原城に、こちらには我々はリニューアル直後にも来ているが関西に住む義妹はその前も含めて初めてとか、報徳二宮神社の駐車場に停めて坂道を登って復元天守閣に。ここの展示内容はリニューアルされてからは一変して充実しました、天守閣だけでも見ごたえがあるのにさらに二ヶ所の展示施設もあって今や小田原一番の観光場所、外人さんも多いです、時代衣装などのレンタルもありましたよ。
駐車場から境内に
報徳二宮神社
二宮尊徳像、この像は全国小学校に千体作られたが戦争供出で残るのはこれだけとか
小田原のマンホール
神社の奥に進み坂を登れば天守閣に
天守閣を表側から
天守閣からの眺め
二ヶ所の展示を見たらもう午後1時過ぎ、遅くなってしまったがランチをと入ったのは神社内の結婚場施設の報徳会館にあったナチュラルチャイニーズ・樹麻という店、席は空いていたのに用意するまでと少しばかり待たされてから案内された。こちらはコースメニューだけというので一番安い2500円の白牡丹コースを、料理が出るのを待つ間にテーブルにあった広告らしきを見たら、香港からの料理人たちはもう19年となって還暦を過ぎ7月いっぱいで卒業して故郷に帰るので、この店は閉店して改装後には日本料理の店になるとあった、我々はほぼ最後の機会に食べることとなったようだ。
報徳会館
ナチュラルチャイニーズ・樹麻
メニューの内容説明をあまり見ていなかったので出てきたものに驚かされました、点心料理が主体となっていて、まずは3種類が、そして次は2種類が、これが美味しいんです、それも中華というとシッカリ味かと思ったら上品な味付けで横浜中華街で多い濃いめの味わいとは一線を画す、ナチュラルの意味が分かりました、女性たちは大いに気に入ったようでこれが無くなっちゃうのは惜しいですねぇと。
中国茶と3種類の調味料が、でも調味料は不要でしたよ
まず点心3種類
次の2種類
食事は僕はコーン小柱あんかけ炒飯
婆さん二人は蓮の葉ちまき
デザートのマンゴープリン
デザートの杏仁豆腐
遅く出てきたので第一日目の観光はもういいかと宿がある熱海伊豆山に向かう、途中の湯河原ではスーパーで食材を買って3時過ぎには東急ハーヴェストクラブにチェックイン、やはり相模湾の眺めがいい温泉を堪能しなくちゃと早めに来たのです、何回も湯に浸かるつもりで、ここの泉質は高張性とあるように濃い食塩泉、特に露天は海水に近い濃度が特徴です。
東急ハーヴェストクラブ伊豆山のアプローチ、ここが最上階となっています
客室
客室からの眺め
夜景、初島が見える
熱海の街方面
朝は5時から温泉に入れます、朝風呂もシッカリ浸かって海の眺めも楽しみました、そして9時にはチェックアウトして伊豆方面に、最初の立寄り場所は熱函道路沿いにあるパン・ド・マリーという店、早い時間帯はパンや雑貨の販売と喫茶だけですが、この喫茶コーナーからは富士山が見られます。
パン・ド・マリー
左端に富士山の頂上だけが見えます、この日は富士山周辺には雲が多かったが
次は函南町の桑原地区にあるかんなみ仏の里美術館に、こちらはこの春に初めてきてみて小規模ながらこんなにまとまって山里に仏像が残っているというのに感心し、義妹は初めてだし我々も再訪してもいいからと、でも今回は石仏が並ぶ桑原西国三十三所観音霊場のほうには行きませんでしたが、懐かしいような山里風の雰囲気が好ましい土地ではあります。
かんなみ仏の里美術館
パンフレットより
そのあとは伊豆・村の駅という複合施設にも立寄ってランチを軽くと、ここの食堂はいくつもある惣菜を自由にとって清算というスタイル、それぞれ勝手にお手軽にという場合には便利ですね。
伊豆・村の駅
ラーメンと水餃子
家庭料理の延長のような
蕎麦との組合せ
最後の観光は修善寺に、中伊豆では温泉観光地としてはここが一番それらしいのでこれも義妹を案内するにはいい場所かと、関西の湯どころ有馬温泉には負けるかもしれませんが、修禅寺から湯の街そして竹林の小径と、メインなところろだけをゆっくりと巡って。
修禅寺
独鈷の湯、川の改修工事は終わっていました
竹林の小径
修善寺のマンホール
骨董屋の生村民藝館にも
午後3時には帰路に、その途中では湯河原の鮮魚店魚忠に、こちらは今晩用のお刺身類などを買っていきます、伊豆方面に来た時はここ、箱根の時は小田原の鮮魚店と決めていて、ただし日曜日はどちらも定休です。
魚忠
この旅も夕方には我が家に帰還、酔っぱらってすぐ寝られるのが家飲みのいいところ、お疲れさまと酒盛りとなって一泊旅行の打ち上げとなりました。
盛合せと石鯛