ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

新春の集いなる催しに参加するために焼津にまたもや 2018.1.25(木)~26(金)

2018-03-09 15:38:32 | 旅日記

  焼津グランドホテルの新春の集いの催しにはもう続けて4回目の参加となります、一ケ月前の12月にも泊りに来ていましたがまたもや、焼津には冬場に来ることが多いのは雪の心配がないのと富士山が眺められる確率も高いから、それに加えて海産物食材や銘酒などの買い出しも目的で、また当然に新春の集いの料理が毎度なかなかと、温泉にも浸かっての愉快極楽な過ごし方ができるのです。

 焼津までの高速は第二東名よりも景色が楽しめる従来の東名を走るほうがいいと、今回も天気が良くて雪で白化粧した富士山を各所で眺めつつ、もう何回もの場所だからとユックリと我家を出れくれば、至って順調で静岡まで一気に。

                東名からの富士山                     

                自衛隊のヘリが横切っていったらパラシュートが次々に

                   東富士演習場での訓練ですね

 静岡ではコインパーキングに停めて、この前も来て次回はこちらで昼を食べようかと思っていた県庁舎内にあるふじのくにテラスというカフェレストランに、こちらには数種類の静岡食材を使ったお手軽ランチがあるのを知ったので。

                 静岡県庁舎

                 一番高い別館には展望階とその下の階にはふじのくにテラスがあって

                   ふじのくにテラス

 僕はネギトロ煮穴子丼を女房はチキン南蛮御膳を、僕のほうのマグロはミナミマグロということでやはり味がいい、ボリュームは我々老人向きかな、女房のチキン南蛮はタルタルソースに奥静岡のレモンを使っているとあった。ただここの店の場所からは富士山が見えないのだけは配置ミスでしたね。

                    ネギトロ煮穴子丼

                    チキン南蛮御膳

                              日本茶は冷茶でした

 食後には、やはり来たからにはと展望階に昇って行って四周の眺めを写真に、景観としてはここからは富士山方面が一番ですよね。

               富士山方面

               駿河湾方面を

 時間があるからとすぐ近くの新静岡セノバという静岡鉄道運営の複合施設に初めて、こちらにもいろいろなショップが入っていますね、次回はこちらでランチでもという店も見つかりましたよ。特に買物するでもなく一回りしただけで、市街中心部の繁華街をウィンドウショッピングしつつ通ってパーキングまで戻って。

                 新静岡セノバ

                静岡市街、奥に市庁舎の尖塔屋根が

                商店が並ぶ繁華街

 この日は3時のチェックインにあまり遅れることなくホテルに入ろうと2時半には焼津に向かう、前回に大崩れ海岸沿いの道が開通していたからと今度は逆方向に走って最短距離で出てきたところにホテルがあります。

                 焼津グランドホテル

                   客室

               客室からの眺め

 早めに到着したけれどこれまであった抹茶や森のカフェでのコーヒーなどのサービスはなくなっていて、それではと夕食前の温泉では富士山を眺めつつの露天での長湯を楽しんで、暫く部屋で休んだ後は大広間での参加者が一堂に集まってのディナーとなります。

                   温泉分析書

               夕闇が迫ってきて

 新春の集いでの料理はいろいろと工夫を凝らした内容で、和洋中を組み合わせ、彩りにも趣向があって、食べて美味しい見て楽しいというもの、毎回お見事です、1時間ほどの食事時間から最後のデザートコーヒータイムまでにはちょっと間を開けて、その間の余興は恒例の静岡浅間神社祭礼お囃子保存会の正月らしいお囃子とおかめひょっとこの演舞となります。我々よりももっと年齢の御老人たちが一番盛り上がっておられましたな、子供に帰るのね。

                  夕食膳、食前酒はノンアルコールワイン

                         祝御膳のお品書き  

                     オードブル

                      御椀盛り

                      御造り

                      御進め肴

                          御中皿

                         御煮物 

                     御食事、この中華粥が美味しかった

 暫しの間の余興は静岡勇会によるお囃子と獅子舞、おかめ、ひょっとこ達の会場内を巡る角付け演舞となります、これは毎回見ておりますがこのリズムは日本人の血を騒がせますね。

                   静岡勇会のお囃子が始まる

                     

                     賑やかに可笑しくも愉快に

                   

 デザートからコーヒータイムとなればビンゴ大会となり、今回は二人ともがささやかながらの商品にありつけましたよ、最初のビンゴ者には宿泊招待券だそうです、ビンゴとならなかった人には館内ショップで使える500円券が全員に。

               デザート

 朝は海側の客室からは朝日が昇る光景が眺められます、ロビーには日没と日の出の時間が案内看板に書かれているので、写真に撮りたいのか風呂から眺めたいのかとその時間帯の行動を考えて、今回は下のベイテラスでは寒いので部屋から、朝風呂はこの後に。

                  明るくなってきて

                  昇る直前

                  昇りだしました

 7時からの朝食ブッフェには直後に行ったので富士山が眺められる席に案内されましたよ、ベイテラスよりも海側にあるこちらからは富士山が一番よく見られる、食事しながら胃袋と眼を満足させてもらいましたよ。

                 食事席からの眺め

                 朝食ブッフェはまたも欲張って

                                        最後は家でと同じようにヨーグルトとコーヒーを

 二日目はほとんどが買い出しの旅となりますが、今回は大井川の渡し関連の観光施設にも行ってもみようかと、それと12月には年末で休館だった芹澤銈介美術館にも是非ともと。

 買い出しの最初はホテルから焼津駅までの途中にある仲野酒店で、ここでは静岡県の地酒が買えます、焼津だとやはり磯自慢を、あとは藤枝や岡部に由比などの地酒をその時の気分で、ただ島田の若竹鬼殺しを置いていないのだけは残念なんだけど。

                        仲野酒店

 次は東名焼津ICを通り過ぎて東名の下を潜ってすぐの福一水産に、海産物中心ではあるがちょっとしたスーパーにもなっていて、地元客はこちらをよく利用しているようです、鮮魚はプロも買い付けに来ていて、以前は買ったこともあったが最近は帰ってから裁くのが面倒で、ここと最後に立ち寄る予定の魚屋でできたものを買っていくようにしている。

                   福一水産

                    鮮魚コーナーはプロの別会計窓口がある

 この後は焼津から藤枝方面に向かうことにして、少し回り道で古い町並みを残す焼津浜通りにある海産物加工のぬかやにも、こちらの主人はTVなどでも紹介された名物人、今回はわさび昆布と真空パックの小ぶりななまり節などを。

             ぬかやで

 これでいったん焼津をあとにして、ナビに従って藤枝にあるJA直売所のまんさいかんに、ここはかなりの大型直売所で野菜だけでなくいろいろと、切り花類や苗なども豊富で地元客で賑わっています、我々もその仲間入りです。

                  まんさいかん

 更に島田方面へはR1に出てすぐ、お茶のななやが左手に現れます、ここの抹茶アイスが秀逸でとにかく抹茶味が濃い、ランク3ぐらいが適度というが僕はランク5を、ちょっと苦みが増して大人の味となりますな。

                   ななや

        

                    店内のアイスとケーキ売場                      ランク5と3

 さらに西に向かって大井川のそばにある島田博物館に、この辺りが江戸時代の越すに越されぬ大井川と唄われた渡しがあった場所とか、立派な博物館でその当時の資料などの展示は量よりも内容が面白い、でも企画展示はそれほどでもなかったが。このあと勧められて向かった分館までの道筋は往時を偲ばせてくれたが、まだ観光資源としては知られていない感じで閑散としていて、復元度も今一歩だし、賑わいを呼ぶ観光目玉に欠けていたのが惜しい、馬でも越せる箱根よりもと頑張ってほしいものです。

                  島田博物館

                すぐ目の前が大井川の渡しがあった場所

                    博物館から分館までの道筋案内

                  古の東海道でしょうか

                    復元された建物の案内図

                  復元と思われる建物はどれも無料開放中であった

                   川会所だけはやや立派な

                    十番宿で川越人足が休んでいる、ご愛敬です

                  分館の屋敷森

                   分館では海野光弘版画展などを、この版画がなかなかいい

                         分館は明治中期の建物

                    中庭が懐かしい感じで

 帰り道では焼津のサスエ前田魚店小川店に最後に立ち寄って夕食用の刺身類などを、また朝食ブッフェで食べ過ぎたとまだ食べていなかった昼はここのチラシ弁当を二人で分けて食べることに、この店には地元客が次々に車でやってくる、裏手では大勢が魚を裁く姿が見えるという、焼津では一押しの鮮魚店ですね。

                   サスエ前田魚店

            

                 刺身の種類が豊富で                  刺身類や弁当などを

 焼津からはR1より海側のR150でまた静岡に戻って登呂遺跡の駐車場に、ここが有料なのが解せない、いつもほとんど駐車していないのに番人を置いているのは無駄じゃないかと、美術館などの利用者は無料にしたらいいとも思うけどそれでは人件費が出ないということか。

                 安倍川からの富士山

 今回の最後の観光は登呂遺跡にある芹澤銈介美術館、この時の展示内容は芹澤銈介の収集ということであったがこれが凄い、展示リストを数えたら315点とあった、よくぞこれだけの手仕事作品を集めたものだなぁと、以前にもこういう展示を見たことはあったと記憶するがその時とは違うものばかりでかなり大きいものも、保存保管するにも大変だったんじゃないでしょうか、女房はお金持ちだったのねなんて言っていたが世界の芹澤ですよ、どれもが何らかの美を感じさせる味わい深いものばかり、これには僕の集めたものは降参です。

                 登呂遺跡

                    芹澤銈介美術館へ

                    入口

                         今回の展示のポスター

                    パンフレットより

 帰りの東名からも富士山が、今回の旅も天気に恵まれて思い通りのいい旅をしてまいりました、帰っては新鮮な魚などでの夕食です、これは日本酒が進みましたよ。

                由比海岸付近からの富士山

           夕食では刺身のほかにカマスの干物なども美味しかった、白身はヒラメとタチウオ、マグロはミナミマグロです、静岡おでんも


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