ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

軽井沢植物園、4月後半の観察会は外に出て風越山に

2018-05-07 10:39:28 | 信州日記

 軽井沢植物園の観察会には滞在中はなるべく参加することにしているが、4月の開催での参加は初めて、そして今回は4月から始まった二回目で園内での観察会ではなくて、この地区の施設の名前ともなっているすぐ目の前の風越山に登るという、その山は冒頭写真の軽井沢アイスパークの奥に見えるそれほど高くはない小山で、普段通りの格好で向かったらかなりの急傾斜がつづいてこれが侮るなかれ、この日の参加者はこれまでで一番多い30人ほど、高齢者が多くて中には登山姿の人もいたけど全員が木にしがみつきながらなどして登り切りましたよ、息は切れるし下りは滑り落ちそうで疲れましたが、頂上からの眺めも最高でした、こんなことがなければ登ることはなかったでしょうからいい機会を与えられたかなぁと。

 風越山には旧射撃場だったところを一昔前の草地に復元中の自然園の脇から登っていく、頂上までは両側が切り立った急斜面の上の細い一本道で、周回コースはなくて往復することになっていました。最初からかなりの坂道であったが、これが途中では何かにしがみつかないと危険なほどの急傾斜があって、長靴姿の園長さんはスイスイ登るけど我々年寄りには大変、前の人に詰まったりするから立ち止まる場所の確保でも苦労して、階段よりも息が切れてしまいましたよ。 

              自然園は枯野の中に今はサクラソウだけが、アシやススキを刈ってやったら復活してきたそうです、夏にはユウスゲの群落が見られるとか

 それと途中途中では園長さんからの説明があって、やや息を整えながらなるべくゆっくりと登ったが、急斜面ではこれも逆にふくらはぎの筋肉の負担になるんですね、往復で2時間ほど、久しぶりの強めの運動をしたような。参加者がこれは何と質問すればすべて園長さんが教えてくれます、僕は樹木には疎いので聞いてもすぐ忘れてしまいますが、こういう身近にある小山でも植生が豊かなんだなぁと、開発された街中や農地などでは見られない軽井沢の昔からの自然を実感する観察会でした。

                    ここはあまり傾斜がないところ、道はこんな幅で続きます

                最初にフデリンドウが迎えてくれました

                     アカネスミレ、スミレはほかにもいくつかありましたが

                 チシオスミレ、初めて見た

                 ワチガイソウに似ているがワダソウとか

                ミツバツチグリ

               ミヤマウグイスカグラ

                     コアジサイ

              ツリバナ

              ヤマツツジ、軽井沢ではこのあとミツバツツジそしてレンゲツツジと咲いてくる

                        リョウブ、木肌がツルリとしている

                ホウの実、葉のほうはよく朴葉焼で

              山頂には小さな祠が

            頂上から碓氷峠方面を

            浅間山を、今年はサクラやコブシはもう終わっていて

 降りてきて植物園も少しだけ巡ったが、草臥れていたからと早々に切り上げることに、この後は山荘で休んでから暫しまた庭仕事を、次回の観察会が5月の下旬にもあったらまた参加しようかなと、そのころには緑が濃くなっているでしょう。

                   植物園に4月下旬に咲く花のパネル


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