春日温泉での宿は国民宿舎のもちづき荘、こちらには軽井沢の山荘を開け閉めする際には寒い時期だからと何回か泊ったのと、この松茸プランがある時期にはもう三回目となるかな、何よりも宿泊料金が安いのがいい、その代わり至れり尽くせりは期待してはいけません、もう一つこの温泉が気に入っているのはその泉質で、浸かればヌルツルで飲泉もできる東信地区では珍しい温泉なのです。
宿からは北側には浅間山が見えるのだがこの日は雲の中、また運が良ければ早朝には雲海も
部屋で一休みしたらまずは自分たちで布団を敷いてから温泉に、ここでは人件費節約のため布団の上げ下げは自前でとなっておりますから、また温泉には露天やサウナはありませんが宿泊者専用と外来兼用の二つの浴場があって、まずは打たせ湯とジェットがある一般用に、そして内湯だけの宿泊者用ではノンビリと、とにかく完全かけ流しの豊富な湯はPH9.6という高アルカリによるトロリ感があってなかなかな、泉温は25℃というから加温しているはずですが、洗い場からの湯も源泉みたい、さらに寒い時期は客室の床暖房にも利用しているらしいのです。
今回の夕食は我々としては早めの6時からとしたのは、これまで一番遅くまで食堂に居続けていた反省から、コロナで客数を抑えていたようで席は半分ほど埋まっていただけ、団体客も多い宿でしたがこの日は見当らなかった、松茸プランは二組だけ、ほかには蓼科牛プランの人も数組、ここでいつも多く見かける老人の一人旅は今回も数人いたかな、料理は一気に出てくるので火をつけてもらうものは時間差をつけるようにして、何とか一時間ほどで食べ終わった。
夕食膳、日本酒は地元の牧水生酒を、ビールまで頼むと食べるのが忙しくなるからとお酒は4号瓶だけに
前菜
すき焼は松茸には勿体ない感じもするが、牛肉は蓼科牛かな
松茸には炭火焼きが好ましいですね
松茸の天ぷらはピンとこない、香りがほぼ消えてしまっている
この茶碗蒸しも松茸の風味がなかったが
やはり土瓶蒸しは松茸が一番生きると思います
お造り
山菜蕎麦は具だけ食べて蕎麦は残してしまった
最後のご飯とお澄ましはちゃんと食べることに、ただし松茸が入っているのかどうかが分からない、これがタップリの松茸入だったら最高だったのに、僕は松茸料理なら焼き松茸、土瓶蒸し、松茸ご飯が三大メインだと思っているので
デザートは杏仁豆腐
翌朝には青空が広がった、朝風呂からあがって食堂に行けば蓼科山の頂部を見ることができました、朝食ではコロナで和惣菜などのバイキング形式は取りやめとなってすべてが配膳済み、昨夜から朝には見当らなかったのはゴルフプランの4人組でしょうか、皆さん黙々と食べて御馳走さまとなったようです。
中央の木々の上に蓼科山頂部が
朝食膳
春日温泉にはこのもちづき荘の姉妹となるゆざわ荘という宿が隣にあるのだが、そちらはコロナで休業中、客数を絞ってもちづき荘だけで受け入れていたようです、松茸プランは9月下旬から10月上旬まで、来年も来られるといいですね。