今月初めの1週間は新パソコンの設定に苦労したが、それを一時中断してもうそろそろ来年の手帳を用意しなければと、昨年同様に大江戸骨董市を冷やかしながら、丸の内のITOYAの支店でもう10年以上使い続けているリドの手帳を買おうと日曜日に出かけた。
骨董市はあくまでも冷やかしのつもり、このあと15、16日には世田谷ボロ市もあることだしで。女房は布細工の教室に出かけたので僕一人で、東京フォーラムの広場には電車で10時ごろに到着。第一日曜日は富岡八幡宮と重なっているし、この週末には横浜産業貿易ホールでも骨董市があったようだから、この日はやや少なめの出店であった。今回特に目についたのはこれまではそんなには見かけなかった瀬戸の行燈油皿がいくつかの店にあったことで、こういう素朴な土物は僕の好みではあるが、一つだけながら良いものをを持っているからと買うのは我慢。
大江戸骨董市の有楽町側を見たもの(東京駅側は冒頭の写真)
見るだけで買わないと思っていても、やはり安くてこれはとなると手が出てしまう。でも本当に昼飯1回分程度ならということで買ったのは今のものだけれど伏見人形というミニチュアの豆干支12体揃い、中でも僕の干支の酉が一番立派な作りに見えたのが気に入って。もう直にお正月だし、これをその年の干支を中央にしてその周りに順繰りに並べて飾ればオシャレじゃないかと、何よりも小さいから場所を選ばず置けるからね。歴史をたどると今は各地にある土人形の元祖は伏見というから、昔のものではないが一つぐらいあってもいいかと。
豆十二支
そのあとに丸の内の三菱のオフィス街にあったITOYAの支店ショップに行ってみたら、なんとその店は無くなってしまっている。オフィス街にある事務用品の店なのに不思議と、でも考えてみればここいらの企業は業者と直接契約取引だろうからねぇ。だから品揃えは個人客が中心のものになっていたから、この不景気で売行き不振だったんだろうね。
しょうがないと歩いて本店がある銀座まで、その途中ではかの有名な宝くじ売場チャンスセンターの前に長蛇の列があって、最後尾にはここから1時間半かかるという看板を掲げた係員がいるのにはビックリしたぞ。まず当たらないと思うべきなのに、如何に貧乏人が多いことかと、これは冗談半分で言うのですが。
今でも銀座の日曜日の大通りは歩行者天国になっていて人出はあったものの、昔に比べると賑わいは感じられない。これも不景気のせいですかね。ITOYAでは手帳類の販売は5Fとなっていて、階段を上るのに暖房が効きすぎているのか、さすが本店で混雑しているせいなのかかなり汗をかいてしまった。たった315円の手帳を買いに銀座までなんてとも思うのだが、この簡便な手帳はITOYAしか扱っていなくて、ほかで売っているところはありませんかね。
銀座松屋の前あたり
帰ってから中を開いてみたら、昨年にはITOYAが作った六曜早見表が今年は入っていない。ケチッたのか、もうこんな縁起担ぎのご時世じゃないということだろうか。この手帳は表紙に2年分のカレンダーがあって、中身は一か月分が1ページ、それも7時から19時の枠があってコンパクトながら使いやすくて、ちょっとばかり小さい字で書込むことにはなるものの現役時代からこれで充分であった。
リド手帳
有楽町駅まで歩いて行ったら山形県のアンテナショップおいしい山形プラザがあったのでちょっと立寄り、本長の漬物がないか見たら粕漬けと藤沢かぶ酢漬けだけはあったが、温海かぶはもう終わったという。おみ漬けなどほかの店のものが2種類、ふうき豆も山田屋のものは見当たらないが他店のものが、ほかにも山形でよく買って帰ったものがいくつかあって、ここは使えるね。
この日はかなり歩いていい運動に、こういう街歩きはもっとやってみようかなと思いつつ帰ってまいりましたです、ハイ!。
おまけは帰ってきてから写した我家の庭に1本だけある楓の今年の紅葉、この前の京都でも今年の紅葉は格別の当たり年ということだったが、我家でも今までで一番きれいだと思う。
我家の1本だけの楓
パソコンに手間取って関西旅行からもう2週間が経ってしまったが、あちらの見事な紅葉の写真を入れてこれから旅日記を書き始めるぞ。