春から秋にかけて毎月2回ほど開催される軽井沢植物園の観察会、7月の前半は5日の日曜日となっていて、梅雨時で雨が心配だったけど、夜の雨は早朝には止んで曇り空ながら昼間は幸いに雨の心配が無くなってくれて、10時半から12時半ぐらいまで園内を巡っての説明を園長から、参加者は常連が多いのだが雨模様だったのでいつもより少なくて、いろいろ質問もできたりと、今回は女房も一緒で我々にとってはいい観察会となりました。
まずは観察会が始まる前に入口手前の入場券売り場脇にある、その時点で園内で咲いている植物の写真を並べたパネルを見ておいて事前準備を、でもここにあった全部について説明があるわけではありませんが。
7月上旬現在に」園内で咲いている植物写真のパネル
この時期は本来はバラ科の植物が最盛期で、その香りと共に楽しんでもらうはずだったが、今年は園内の野生のバラ類の花はもう終わりかけで残念とか 、本格的な夏場の花に移りかけているところながら、いくつかの咲いている花を中心にいろいろとレクチャーを、全部は覚えきれないけれど名前ぐらいは何とか記憶しようかと、以下は頭に残っている簡単な説明コメントを付けて植物名を自分の備忘録として羅列することに。
前回は花だったハタザオには実が付いて細長く直立、その奥にはクサレダマには蕾が
花が何層も咲くから名付けられたクリンソウは種で増えるとかで、下には種からの新しい芽が見える
これも前回は花だったハナイカダの雌株には実が
ウバユリの蕾、この植物は6年ほどで花が咲いて一生を終える、次世代は地下のこの脇鱗茎からまた育っていくそうだ
手前のユウスゲの蕾と白花のシモツケ、普通は赤い花であるが白いシモツケは初めて見た
クララにも今回は花が、軽井沢で発見されたというオオルリシジが戻るようにとの願いも込めて何株かが
チコリは食べたことはないが西洋野菜ですよね、こんなに大きくなって青い花が咲くとは
手前のコバギボウシと奥のキキョウは両方とも蕾
ヤマホタルブクロの花とコオニユリの蕾と樹木のナツツバキの花、コオニユリは白い綿毛で蕾部分が紫外線から保護されている状態とか、オニユリはムカゴができるがこちらは付かない
ホザキシモツケ、花が穂のようになって細長く咲く、樹木です
ヤマブキショウマの葉はヤマブキに似るから
ユクノキはマメ科の高木で花がいっぱい落ちてもいた
エゾミソハギとミズバショウの成長した葉
白い花はイブキトラノオ
クガイソウは葉が何層にも
葉が似ていることからのヤマタバコは軽井沢でも少なくなっているそうだ
ゴボウが前回よりもさらに伸びていて頂部には蕾が
ヤエドクダミ、これは横浜で鉢植えで増えているから山荘に持ってこようかと
樹木ながら小さなウメガサソウ
寄生植物のギンリョウソウ
イチヤクソウ、アカバナイチヤクソウの花はもう終わっているのにこちらはもっと暖かくなってから咲くんですか
キョウカノコとシモツケソウ、花が咲く時期が違うのと下に付く葉の大きさが違うとか、キョウカノコの花はこのあとから
白い花が咲いているノリウツギ、これはかなり大きな木になっている
イブキジャコウソウは撫でると麝香の臭いがするというが、麝香なるものを嗅いだことが無いので
手前ホソバキリンソウ、奥がエゾキリンソウ、ベンケイソウ科の植物
こうやって書いておくと、このブログ内の検索で何かの記憶に残るキーワードで出せるから。