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夏場は東信地区だけで動き回っていて、山越えをするような遠出をしないままでの避暑生活を送っていたが、9月にまたこちらに戻ってきて、SMFのメインの催しが終了した松本に。現役時代の夏場には金曜の夜から来て日曜の昼過ぎに横浜に戻るということを毎週繰り返して、土曜日は信州の各所に出没するという元気さだったが、もうそんなには動かなくなった、残っているのは南信の僻地ぐらいで、どこも行き尽くした気がしていることもあるけど。
朝は8時半過ぎには山荘を出発、これだとちょうど9時半にオープンの旧丸子町にある農産物直売所のあさつゆに到着できる、地元産のマツタケがあるかと立寄ったら、いくつかの天然キノコは並べられていたもののマツタケはまだ、こちらと青木村の道の駅が東信地区では一番マツタケが多いのだが、今年は10月まであるかどうか。
あさつゆ
天然キノコは3種類が
松本はおやおやという自然食品の店で大久保醸造の味噌を買うのだけは必ずと予定していたが、あとは毎度同じように中町通りとその周辺を巡って、何か気に入ったものが見つかればぐらいの気分で、大体が入ってみる店はいくつか決まっていて、マァ見るだけでも楽しいものがあるんで。今回はペットボトルの空きが無くて、水を汲む予定は無かったので街ブラだけをしようかと。
中町通り
中町通りを上のと反対側から
増水していた女鳥羽川、右手はなわて通リ沿いの店の裏側
実は夏に山荘にやってきた義妹夫婦と味噌についての薀蓄を言い合って、信州では僕が一番と思う味噌を今度松本に行ったら買ってきてやると約束していたものだから、これが大久保醸造の杉樽3年熟成玄米麹の万葉乃里で、コクがあって実に美味しい、味噌汁で飲めば口いっぱいに味噌の香りが広がりますぞ。醸造元は里山辺ですが、市街地だとおやおやで買えます、また醤油では紫大尽というもの作っていてこれも絶品です、家庭では冷蔵保存して使うようにしましょう。
中町通りに以前には民藝雑貨や染物などを販売しいていたほんごうという蔵造りの店が閉店して、そのあとに出店した和食店の評判がいいらしいからと行って見たら閉まっている、どうやら今は昼の営業は止めたみたい。それで以前によく利用していたホテル花月のレストランに、こちらはホテル内のレストランといっても実にリーズナブルでメニューも豊富、それが松本民芸家具で統一したいい雰囲気の中で食べられ、そこら辺の食事処と比べるとずっとお値打ちだと思います。ホテル内には喫茶とレストランがあってどちらでも食べられるらしいが、やはりレストランの方が落ち着くと思いますな。
ホテル花月
僕は以前もよく食べていたベスビオというスープパスタのセットを、女房もまたも昔ながらのハンバーグの和風を、どちらにもサラダ、プチデザート、コーヒーが、女房の方にはスープも付いて1100円と1300円とは安いよね。
サラダは両方に
ボリュームもあるベスビオはちょっと辛味を付けてあって
女房の方のサラダとスープ
和風ハンバーグ、ここはパンは選べずライスのみ、昔ながらだからね
両方にデザートとコーヒー、桃のゼリーでした
3時間ばかり街ブラは中町蔵の会館、松本民芸家具の中央民芸ショールーム、東南アジアアンティークなどの沙山、古布リメイクの市之瀬ミシン商会、陶磁器の陶片木などなど中町通りを中心にその周辺まで、もうSMFの余韻はあまり感じられませんでしたな。今回は味噌以外は何も買わないで帰ることになったが、やはり松本は一泊ぐらいして安曇野まで足を延ばしたいと思える街ですね。帰り道では鹿教湯温泉で立寄り湯して夕刻には山荘に。