ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

夏場8月に信州滞在中での利用温泉リスト

2015-09-23 16:37:22 | 信州日記

 温泉天国の長野県に滞在中ともなれば入らぜずにおられないと、ほぼ一日おきに温泉に浸かるべく各所に、とはいっても東信地区では軽井沢にある星野温泉トンボの湯や千ヶ滝温泉は8月中は特定期間となっていて、住民や別荘住民割引でも高くなっちゃうので、佐久方面などに食糧買出しなどを兼ねて湯めぐりすることになる。木もれ陽の里にある茅野から輸送している軽井沢町の施設の温泉施設があるにはあるが、わざわざ輸送し続けるぐらいなら自前で掘削すればいいのにねぇ、まずこの地区なら温泉が出ると思うんだけど。住民総意と要望しましょうよ、町の予算は潤沢らしいもの。

 その軽井沢は追分駅の近くにある木もれ陽の里、福祉施設に健康増進施設が併設されていて、そこにややこじんまりしたものながら一応は温泉なるものがあって、サウナもあるが露天風呂は無い。茅野の芹沢温泉から輸送したアルカリ性単純泉とか、鮮度は落ちるだろうけれども温泉成分は感じられる。入浴料金は300円と安いが、毎週月曜は休み、金曜は湯の入れ替えで午後3時まで、土日は5時までというのがやや不便ながら近いのでちょくちょく。こちらには温泉分析書の掲示はありません。

                   

 佐久の民営のホテルの一萬里温泉はJAF提携で、通常1000円が500円となるというので昼を食べながら立寄り湯して見た。浴槽は思いのほかいろいろな種類があるがどれも僕にはやや熱め。露天風呂は屋根で覆われて外にあるだけというスタイル、そこにプール状の歩行湯があってこれだけは体温ぐらいの湯温で長く浸かっていられる。源泉は地下1200mからというナトリウム-塩化物泉で、佐久地方ではやや塩分が濃いめの湯、やや濁りがあってメタ珪酸も多めで湯自体はいい、内湯のどれかをぬる湯にしてくれないかな。

                   

                                

 佐久市には公共温泉四ヶ所、布施温泉、浅科温泉穂の香乃湯、春日温泉のもちづき荘とゆざわ荘で共通券があるのだが、今年から値上げとなったので買わなかったため足が遠のいていて、この8月以降には布施温泉だけにそれも1回だけ。ここは弱アルカリのナトリウム-塩化物泉で、かなりショッパイ味の湯、週替わりで男女を入れ替えていて浴槽やサウナに変化を付けている。

                   

                                 

 今年から多めに入りに行くようになった小諸のあぐりの湯、何よりも眺望が素晴らしくて天気のいい日に行くようにしてはいるが。こちらの湯は下の方にある元国民宿舎の布引温泉こもろから引き湯していると聞いたが、農業法人の経営で農産物直売所もあって、時に山野草の苗も売っていて、通常よりも安いのでそれらの点でも重宝する。またややぬる目の湯温にしているので、露天で浅間山を眺めつつノンビリできるのがいい、信州でも絶景の温泉ベストテンの上位に入ると思う。

                

                         

 東御市の湯楽里館は、信州の地ビールレストランの草分けオラホや地場産品販売や農産物直売所を併設、さらに八ヶ岳から連なって蓼科山までの山々と下に広がる盆地の風景を眼前にした高台のロケーションも素晴らしく、こういう人気の複合施設としても先駆けとなったのでは。天気が良くて澄んでいれば温泉棟側からは富士山も見えるとか。泉質は弱アルカリの単純泉で、内湯は大きいが露天がそれに比べると小さめなのと、目の前に広がる景色をもっと見られるような造りになっていないのは残念。

                   駐車場側から、左が温泉棟、右が物産館など

                   湯楽里館正面側

                   眼前に広がる風景

                                

 立科町にある権現の湯も浅間山が望めるロケーションで、料金もここだけは400円と周囲よりもやや安い。泉質は中性のナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、成分量はやや多めなようであるがあまり塩気は感じられない。眺望を楽しめるはずの露天風呂がやや小さ目なのは何故と、敷地に余裕があるのにねぇ。

                   

                   ロビーから

                               

 上田方面に出掛けた時に物味湯産手形で無料の温泉へと旧真田町にあるふれあいさなだ館に、こちらはプール施設もある大型施設で、全体は真田氏発祥の地ということでか和風の造りの建物となっている。こちらを利用するのは10年以上ぶり、もう記憶が無くなっていて初めて入ったような気分に。泉質はアルカリ性の単純泉で軽めの湯、来年の大河ドラマは真田幸村だからここも観光客に人気となるかもね。

                   

                                 

 東信地区にあるのに立寄り湯するのは二回目という旧武石村にあるうつくしの湯、こちらも大昔で初めての気分に。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉で、硫酸塩含有で動脈硬化に効能もという老人には嬉しい湯であったが、ロケーションからはもっと外の景色を眺められる造りにすればと思われた。

                   

                         

 坂城町のびんぐしの郷の中にある湯さん館は、上田のささらの湯とは一山越しの反対側にあって、やや硫黄臭がする同じような泉質のアルカリ性の単純硫黄泉で、同じく飲泉もできる。こちらの露天風呂からの眺めも特筆もので、下には千曲川、前方には浅間からの西端の山々を眺めながら寝湯ができるようになっている。

                   

                            

 これも物味湯産手形で無料で入れるからと、一日がかりで二ヶ所をハシゴした温泉の最初は小海町の松原湖の奥にある八峰の湯(ヤッホーの湯と読むのは八ヶ岳を望むロケーションから)、当然に晴れた日に訪問することになります。ここはやや新しくできた温泉で、別荘地開発に伴って作ったようです。泉質は冷鉱泉のナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩泉で、メタ計算が多いのでツルリとする湯が特長、ここはやはり露天で八ヶ岳を眺めながら、外の風にも吹かれながらゆっくりとしましょう。またここは食事処も力を入れているみたい、さらに隣には美術館があってカフェも、犬連れには屋根下に繋ぎ場所があって待たせられるし、さらに広めの芝生のドッグランもいい、でも繋ぎ場所は犬が多くなるとマズイかな。

                   

                   八ヶ岳を

                                

                        ドッグランが芝生なのがいい

                        ゴン太が遊ぶ

 ハシゴの二番目は南相木村にある滝見の湯、かなり奥まった場所にポツンと建つ思いのほか立派な施設で、すぐ前には犬コロの滝というのがあっての命名らしいが、片方からの湯からしか見えないので男女入替えにしていると思われる。泉質はアルカリ性単純泉で、泉温が25.5℃とかろうじて温泉の部類に、それを逆手にしてかぬる湯に入ろうの看板があって、露天がかなりのぬる目になっていたのは僕には嬉しかったが夏場だけのことかな。

                   

                     手前から向こう側に落ちて行く犬コロの滝

                              

 松本まで遠出した帰りに利用したのがこれも物味湯産手形で利用できる鹿教湯温泉の国民宿舎の鹿月荘、こちらは昨年も利用したがリハビリ療養で有名な温泉地だからか老人の連泊者が多い宿のようだ。浴槽は内風呂だけで、それもお世辞にも大浴槽と呼べるものではないが、やや高めとぬる目の二つがあって、ゆっくりぬる目に浸かってから上りに少しだけ熱めに入ってということに。泉質は弱アルカリの単純泉であるが、飲泉も出来るのと、成分に硫酸塩が多めで効能が高いらしい、なにせ本格的な温泉療養病院があるところだからねぇ。

                   

                                     

 東信地区だけでもまだまだ温泉施設はいくつかあって、1年を通したらこの倍ぐらいのところを利用しているかな。


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