5月上旬の軽井沢滞在から横浜に戻ってきたら、我家の庭は暫く見なかっただけなのに一気に緑が濃くなっていたのにはビックリ、上は樹木の葉がすっかりと広がり(冒頭写真)、下の方の草花などの葉も茂っていて、もう少ししたら藪蚊に悩まされる季節になりますな。そんな緑いっぱいとなった時期になれば、松の川緑道まつりが今年も開催されるというので、愛好家が育てて格安で販売する山野草の苗を買おうと、オープン前の並べ始めたところに駆けつけてみた。
庭の地面近くもこの有様に
松の川緑道まつりは毎年同じような趣向となっていて、片側に貼紙で自然の大切さを訴えるビラ貼紙や写真が掲げられた坂を上って行った先の広場付近でいくつかのササヤカな催しが、僕が行った開催時間の10時少し前はまだどれも準備中であった。
僕が目的の山野草の苗の販売も始まったばかりで、隣の山野草愛好会の作品展示用の棚も買い終わったぐらいになって並べ終ったぐらいで、ほぼ一番乗りであったようだ。
販売をするのは山野草愛好会の先生閣のご老人で、とにかく詳しいのにはビックリする。何でも一時期体調を崩されたそうで、やっと復調してきたところで、まだパイプの呼吸器を付けておられたがお元気そう。信州に持って行って地植えするのだと話せば、山野草には理想的なところだろうからドンドン増えるよと、いくつか選んでくれた。まつりそのものにはあまり興味はないからと、10種類ほどの苗鉢を買ってしまえばソヨウナラに、来年もまたお会いできるといいですね。
買ったもののうちで半日陰がいいものは、下の写真の左上から時計回りに、バイカイカリソウ、ダイモンジソウ、ヒメイズイ、サイヨウシャジンの4種類。
どちらかというと日当たりのいい場所がいいのは、ノハナショウブ、ヒメツキミソウとコケリンドウ、トキソウ、エダザキキキョウ、ヤクシママムシグサ、アポイキキョウの7種類で、軽井沢なら夏場でも遮光する必要は無さそう。
これらは5月の下旬にまた軽井沢に行って植込むつもりで、それまではこちらで水やりを欠かさないようにないと、そして植込んでからの心配は名札を刺しておくけれど、小さいままの山野草は次の年に確実に芽吹きを確認できるかということ、上手に育てるように努力はしますが。