ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

旧HPからの移行版***房総の春は早くてもう花一杯 房総前篇 2003.2.8(土)~9(日)

2014-05-18 18:39:24 | 旅日記

 またしても冬場に房総への一泊での旅を計画、アクアラインで行けばあっという間に木更津に到着。この高速は詐欺みたいにできていて、アクアラインだけなら3000円<現在はETCなら800円となった>なのだが、知らずに接続する館山道に入ると結構余分な料金を取られてしまうのがシャクの種。それで僕はいつも最も左ラインに目立たなくある金田IC出口で降りてしまんです。特に富津岬などを見物するのであればこれが正解で、帰りもここから入るようにすれば近くにわくわく市場などという仮設市場<その後縮小され現在は閉鎖した模様>ができていて、旅で買い忘れた魚や野菜があればここで買えますよ。

 富津岬は東京湾展望台があって冬場はかなり勇壮な海とその向こうに富士山という眺めが見られるし、貝料理の美味しい店もよく紹介されているようだが、冬は寒いのと今回は朝9時前ということもあって、R16号からR127号に出て浜金谷へと素通りして向かう。浜金谷ではザ・フィッシュの売店が開店した直後で、魚介類やここらで作っているという酪農製品などの房総の名産は当然として、それになぜかスモークサーモンなんてものもあって、それらを試食しまくっただけで、あとはテラス側の海の光景だけ楽しんでから次に向かってしまう。さぞかし嫌な客でゴメンナサイね。

                          ザ・フィッシュ

                               ザ・フィッシュのデッキテラス

 ここから山側に入っていく道は保田の水仙という観光宣伝をしている通り、両側道路沿いの斜面にずっと植えられて繁茂した素朴な水仙の花が続く。途中では大崩れ地区水仙の里の旗があったので矢印の右手に入れば、ポツンとコンテナを利用した花などの販売所があり、その前の空地には有料駐車場の看板が。付近はほとんど交通量がない道で、こんな所で有料に入れるヤツがいるのかいなと、無料で停めさせたほうが売店の売上があがって、逆に儲かるんじゃないでしょうかね。このあたりは斜面を中心に広く水仙が植えられ、大群落になるのにはあと一息といったところ。これに散策コースを整備すれば伊豆以上になる可能性がありそうだが、いつのことになるでしょうかね。

                              大崩れ地区水仙の里

 戻ってさらに長峡街道を東に進めばみんなみの里の看板が現れ、十字路を右折してすぐ右手の駐車場に入る。今回は千枚田で作られ、鮨飯で名が知れた長峡米の仕入が目的なのです。5kgが2400円から2600円まであってどの袋にも生産者名があり、低農薬だとか粘土米だとか書いてあり、低農薬とか有機肥料栽培というのが多少は高いらしい。また野菜類や花などの農産物も安いので、近隣からも買い物客が集まって賑わっていますね。今回はシイタケの菌打ち2本1000円なんていうのもあったけれど、山形で1本100円なんてものを買ったことがあるんでこれは高いねと女房とニヤニヤ。

                           みんなみの里

                               農産物直売所

 次は館山まで南下、千葉で有名だというスーパー回転寿司やまとに行ってみれば、12時前だったので待つこともなくカウンターへ。一皿が120から480円でネタは適度な大きさ、やはり高いのは大トロやウニで僕が好きなイカなどは安い。高いものを次々食べる若い二人連れの隣で、アラ汁とにぎりを腹一杯で総額3000円弱と、安いものしか食べない我々はさぞやケチと思われたことでしょうな

 。腹を満たして海岸沿いをぐるっと廻るコースで、今日の宿がある千倉までを寄道しながら目指すことに。以前にも来たことがある南房パラダイスは温室の植物園、小動物やインコなどの鳥や蝶の展示園、展望台などがある、まぁおじいちゃんから子供までを対象にしたらしい、観光地に一般的な施設のやや大きなといったものでしたね。女房は飼育係から2kgはあるという大型インコ2羽を腕に乗せてもらい大喜びには、その前に乗せてもらってはしゃいでいた子供と変わりませんな。ちょうどバードカービング同好会の展示即売があって、こちらはクラフト展などで見かけたのよりかなり安いお値段、毎年新宿御苑でも開催するとかで、案内状をもらうように記帳しておく。

 次は白浜の野島崎灯台と海洋美術館近くの無料駐車場に車を停める。美術館は小さいのに入場料500円なりとなっていたが、萬祝中心に漁師関連の古民具など展示のほかに、骨董の販売もしているのを知っていたので入ってみたのです。今回は萬祝の筒書の鶴の絵柄部分の古布端切を、テーブルマットに加工したものを4500円とやや高かったが買う。萬祝染めは今でも作られているが、新品は30cm角ぐらいの額入でも10000円はするでしょうから、古い物は色が適度に抜けた風合いに味があり、絵の型紙も力強さを持っているようですよ。もう一つ仮名文字捩花模様の印判5寸皿があまりにも綺麗だったので、僕としてはこれも奮発1500円を出して買ってしまいましたよ。

 その後は千倉に入り潮風王国にも車を停める。鮮魚の販売をメインにその他のお土産売店や魚料理レストランがあり、屋外にも漁船の展示や海岸などで遊べる施設であるが、以前より車が多く入るようになっていますねぇ。道路の反対側はこの時期は花摘みと販売の小屋が並んでいて、これまた賑わっていたが、切花の値段はちょっと内陸に入った道の駅などで買った方が幾分安いはず。この周辺の海岸沿い道路には何箇所か花摘みの看板を出した駐車場があって、子供連れで自前で花摘みしたいというなら少し高くてもいいと思った家族連れが多いみたい。でも我々なら自分で取らせるんなら逆に安くしろと言うところですがねぇ。

                           海風王国

                             花摘み小屋

 千葉では以外と海産物では鮮魚類を格安で扱う大型店が無くて、ひたちなかの那珂湊や海のアメ横と称する寺泊みたいなところがあってもいいと思うんだけど。<最近は地元スーパーのODOYAで房州近海物があれば買ってくるようにしているが、焼津のように品揃えが素晴らしいサスエ前田魚店みたいな魚屋でもあればとはいつも願っているんですよ、どこかにありませんかねぇ、横浜の生麦にある素人も歓迎の市場みたいなところでやや高くてもいいという人も多いはず、地元でも愛されているいい店はないでしょうかねぇ>


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