家の近くの犬との散歩コースにあるロウバイが咲き始めていたので、車なら15分ほどで行ける新羽の西方寺のロウバイを見物に、ここの本堂脇にあるロウバイは我家周辺では一番の大木です、このお寺は花の寺として有名でヒガンバナが見事ですが、花の少ないこの時期なのでこのロウバイにはかなりの見物客が来ていましたよ。
久しぶりに来てみたら境内の様子が変わっている、本堂のすぐ前に山門らしきが移動していてこんな模様替えなんてするのかとビックリしましたが、近づいてみたら曳家して移動させていて修復工事中の仮置きということでした。
上の写真のロウバイ部分を次に部分拡大で、周辺にもまだ小さなロウバイが何本もありますがこの樹だけが大木で、ひっきりなしに写真を撮りに見物客がやって来ていました。
まだ蕾も多くて当分は楽しめそうですね、ロウバイは香りもいいのでお寺さんに似合うのでは、周辺にはこの時期は椿も多くて、スイセンなどと花の少ない時期でもここでは何かが見られます。
ヒガンバナの今は葉が繁っています、これらの葉が消えてから夏を越して花が咲くというのが面白い、でもこれだけ密に葉があるここには黄色の大きな花が咲いていたと記憶する。
素人目にはこんなに素朴な仕掛けで移動したのかと思われますが、この曳家というのはビルでもこんな装置だけで移動させます、何よりも経験がものをいうとか、こういう古い茅葺の建造物には特に似つかわしいやり方に見えますかね。