夏場８月前半の軽井沢では春からの花はもうすっかり終わり、次の秋の花は準備段階で楚々とした草花はあまり見られないが、この暑さに負けない丈夫なものや秋に先駆けたらしい花がいくつか見られる。そんな草花で我が山荘の庭に咲いているものから、冒頭写真は草花ではないが、アジサイの仲間としては花が遅いタマアジサイで、山荘の片隅で今が盛りとなりつつある。
先月にピンクの花が咲き始めたカワラナデシコ(図鑑で調べるとエゾカワラナデシコらしい)には白花も咲き出して、昨年までは株が少なかったのに今年は背丈も大きく増えて、ピンクと白の両方の花がたくさん咲くようになった。
ピンクのあとに咲いた白花
周辺の草地でも赤い花が目立つのがシモツケソウ、先月から早いものは咲き出していたが我が山荘では８月になってやっと咲いてくれた。最初はほかの山野草と同じ場所に植えていたが、株が大きくなりすぎて他を圧倒するようになって、境界近くの雑草の中に植え替えたのだが丈夫でチャンとまた咲いている。
三箇所程に株分けしたシモツケソウの一株
やや日陰でもドンドン繁茂してくるのがオカトラノオ、これも増えすぎるから道路沿いなどに植え替えている最中だ。
オカトラノオは雑草以上に強いみたい
ヤマユリの花は今年が２年目になる、まだ株は小さめだから一輪だけと寂しいが、花の大きさでは山荘に咲く全部の花の中で一番だし、何よりも香りが素晴らしい。
ヤマユリは一輪だけであるが
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