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長門牧場には天気がいい日に行かないとと、次の日からはやや曇り空となるという予報にその前日の日曜日にゴン太を遊ばせにと出かけてみた。前回はまだシーズン前の平日でガラガラだったけど、今回は夏休みに入っての休日だから早めに行かないと駐車場もかなり混み合うだろうと、朝は10時前には山荘を出発する。冒頭写真は長門牧場での360度パノラマである。
途中の立科町の農産物直売所の菜ないろ畑に一時停車、鮮度が命のトウモロコシやエダマメに今や盛りになってきたモモやまだ出始めで小さめのリンゴなどを買い求めたが、軽井沢周辺などよりも安いからこちら方面まで来ることがあったら必ず立ち寄るのですよ。
長門牧場には11時過ぎに着いたら二箇所ある駐車場はもうじきに満車になりそうで、手前の道路沿いの草地も使えるようになっていて、さすがにこのシーズンの日曜日だと午後にはこちらも一杯になったみたいだ。ハイシーズンだと草原のクラフト市というのもここ数年やっていて、この日は10店ほどのテントが出ていた。
まずは広々した牧草地をゴン太を連れて一周、観光客が遊べる草地は牧草を刈り込んであるので芝生ほど短くはないが人が歩くのには問題はない、しかしゴン太にはやや深いところもあって飛び跳ねるように走り歩く。この様子がいかにも嬉しくてピョンピョンしているみたいで、ほかにも犬連れの観光客が多いから見つけた何匹かのワンコともご挨拶しようとするゴン太だが、振られるほうが多かったみたいだね。
クラフト市のテントも出ている草原
左手奥の道路沿い駐車場も一杯に
見つけたワンコを追いかけるゴン太
走り回るゴン太
ひとしきり遊んで一休み
この日は牧場内のレストランは席待ちができていて、佐久のteteでサンドウィッチを買ってきたのは正解であったが、ここのソフトクリームは美味しいからと女房は30人以上の列にもめげずに買いに行って、食事は時間がかかるから待ち時間が長くなるがソフトクリームならそんなではないだろうと、でも15分以上も並ぶとは僕にはできません、任せますよ。
teteのハードパンは顎力がつくぞ
濃厚ミルキーなソフトクリーム
昼を食べたあとはまたゴン太を草地で遊ばせてさらに動物たちとの反応も見てやろうと傍に連れていけば、子供達のお相手にと繋いであるヤギやヒツジとのご対面はやや慣れてきていて、ヤギの頭突きだけ警戒すればいいとばかりにジャレつき、ヒツジはおとなしいのが分かっているとすぐ手前に近寄って平気だよと。
ヤギに遊ぼうという姿勢で迫るゴン太
ヒツジとは真正面からご対面
大きなウシやウマにはやはり警戒しながらも近づく姿はヘッピリ腰で、いつでも逃げられるようにしている、そんな仕草が面白いね。これだけいろいろな動物と出会えるのは観光牧場のいいところ、犬だって多くの経験ができて、何よりこういう広い場所で遊べるのは格別に嬉しいはず、伸縮リードにしてやったから動き回ってものすごくいい運動になって、最後はかなりヘバッテいたかな。
引けた腰つきでウシと鼻面を合わせようと
ウマには近づき過ぎないようにと
草むらに腹ばいで水を飲む、ツカレター
今回のクラフト市では面白いロクロ細工の器を並べている店があって、普通にロクロは完全な円形球体に刳り貫くのに変形の器というのが珍しい。一つは若木段階で普通にロクロを掛けて自然乾燥による歪みに任せるというもの、これだと割れなどが発生して歩留まりが落ちるという、もう一つは半割縦使いした木の皮部分を敢えて縁取りに残し、ロクロの使い方を工夫して作るという聞いてもよく分からないマカ不思議な楕円形小鉢。田舎暮らしをしたくて旧望月町に移住してクラフトを始めたということだが、それだからか発想が奇抜でこんなのは初めて見た。値段も安いので飾っても使ってもということで買ってみた。ほかにはステンドグラスの一輪挿しも安いからとつい買ってしまうことに、二つでランチ一回分ならまぁいいか。
棚には不思議な形の器が並ぶ
一輪挿しと変形ロクロ器