この夏の信州滞在中は多少の遠出といってもほぼ東信地区だけで済ましてしまって、昔みたいには動き回ることは少なくなりました、現役時代は軽井沢から日帰りや一泊で長野県の各所に出没、主要なところは何回も訪れていることもあって。その中でも一番多く訪ねているのは松本であるが、長期滞在の最終となった10月になって1年ぶりに市街中心部だけを巡ってきました、特に目的があったわけじゃなかったんだけれど。
今年は一日かけての遠出は安曇野にだけしか行っていないから最後は何処かに出掛けたいと女房が言うので、その時は郊外を通り過ぎただけの松本の中心部には昨年も一回だけだったし、久しぶりだからと、民藝工芸店が集まる中町通りをメインに目利き訓練と道中では農産物直売所で天然キノコがあるかもの期待もしながら。
往きには二ヶ所の農産物直売所に寄道、どちらも地元客が多い穴場じゃないかと我々が思っているところです。
小諸にあるたきばら駅という小さな地元有志がやっている直売所、営業は午前中だけ、以前には天然の雑キノコを買ったことがあって、でも早朝から地元客が買いに来るのでもう品数が少なくなってしまっていた
丸子の抜け道にある直売所のあさつゆ、大型の店で地元客で賑わう、この時期は地物の松茸がかなり並ぶ、この日はその中で一番安いものをお買い上げ
朝はゆっくりしちゃって山荘を出たのが遅めだったので松本に着いたのは昼少し前、井上デパートの提携駐車場に停めてすぐ近くの花とびらという和食店で昼を食べることに。ここは昔はかじかという店でお気に入りだったが、人気があったのに何故か店を閉めてしまって、今は扉温泉の明神館がやっているらしい。店内は以前のようにオシャレな内装で雰囲気がいいのはそのまま引き継いでいる、それにしてはお手頃価格で、ボリュームは我々には適当なランチが食べられます。(その料理内容については今回の滞在中のランチとしてまとめてまたあとで)
花とびら
食後は中町通りまで大通りは敢えて避けて歩くことに。
源智の井戸では安曇野からの湧水をポンプアップしていて誰でも汲むことができる、今回は小さなペットボトルだけに
松本のマンホールは手毬
繁華街では色付き
中町通りはお城通りから入って行って往復し、さらに女鳥羽川の反対側の繩手通りも巡ってから周辺にも少し足を延ばして。
この行き当たりが松本城
中町通り
中町通りを反対側から、蔵造りの店が並ぶ
松本民芸家具の中央民藝、ここに来たらここと南方民藝の沙山には必ず立ち寄る
イベントスペースがある蔵シック館
細い露地沿いに店が新しくいくつかできていた、こういうロケーションは中町通リには似合うような
女鳥羽川、左手に繩手通りが
中町通りと繩手通りを繋ぐ場所にある四柱神社
庶民的でレトロな繩手通り
繩手通りにあった八百屋、ここの松茸がこれまで見たなかで一番安かった
最後は駐車場に戻る途中で老舗菓子屋の開運堂でロボットが作るというソフトクリームを、大小が同一値段となれば当然に大の方を選ぶよね。
ロボットが作るというのが売り、日替わりで1種類だけとなりますが
暗くなって帰ってきたが買ってきた松茸だけは料理しないとと、おすましと松茸ご飯です、おすましは女房が頑張ってくれてちゃんとした出汁をとってくれて、カナダ産と混ぜて料理したがやはり地物は一段と香り立ってきます、今年は豊作らしくて昨年よりも買い安くなっているが、時期的にはこれが喰い収めとなるかなぁ。