ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

八重の桜の会津と東北六魂祭見物の旅 6/6(最終) 六魂祭パレード 2013.5.31(金)~6.1(土)

2013-07-02 17:01:47 | 旅日記

 パレードの出発点は我々の場所からはすぐ目の前の所で、地元テレビ局の女性アナウンサーがレポートするのだけは目障りながら、ここなら時間内に全部見れるはずと、徐々に見易い場所に体を入れつつ写真をパチリパチリと撮りまくりながら見物する。最初は福島市長とミスなんとかが横断幕を持ちながら先導、次はと見れば脇道に控えていた秋田竿灯が現れての演技となってパレードはそのあとから、実はこの日は風が強くて竿灯の演技はパレードしながらは難しいということで最初にスタート地点でやって、パレードが進み終わってからポイントを決めていくつかの場所で妙技を見せようということになったらしい。

                       ミスなんとかがスタート先導を

                            秋田竿灯は行進に加わらないでまず出発地点で演技だけを

                         風が強くて3本があがるまでには大奮闘を

                         この演技終了後はパレードの最終まで脇道に控えて

 そして最初はやはり地元のわらじ祭りの面々の大デゲレーションとなって、子供わらじから始まってキレイ?どころの踊りが延々と続いて、そのあとから物凄く長いワラジを担いだ面々が神輿を暴れさせるように担いでやってくる。ハテ?わらじは二つでセットのはずだが祭りで担ぐのは片方だけの一つだけですか、この隊列が長くてこれでは予定の1時間半ほどで往きの一方方向のがパレードが終わるのかと心配するぐらい。でもこのあとからは他県からということで人数は少なくなって、次々に目の前を通過してくれることに。

                     子供のわらじから

                     キレイ?どころの踊りが

                     大わらじが暴れ廻りながら

 そして次は山形の花笠踊りが如何にも日本の盆踊りを華やかにリメイクしたような艶やかさで続いて、その列の中間では大きな傘でのパフォマンスも、赤と黄色はベニバナの花色と染め色からなのかも、こちらはそういう色合いが似合う若手が多かったようですな。

                     ヨイショ・マカショ

                     大きな花笠も

                     数グループの団体で続く

 仙台の七夕まつりはパレードするというものではないから仙台おもてなし集団伊達武将隊の面々が大げさな演技パフォマンスを見せながら進み、後ろにはブラスバンドに続いてスズメ踊りという一隊がコミカルな踊りを見せて進む。

                     将隊の中心は政宗役だが支倉常長も

                     すずめ踊り

                   お囃子も

 続いては盛岡のさんさ踊りが太鼓を打つ仕草をしつつにリズミカルに舞いながら、クルリと体を回しながらというのは南部に多い鹿踊りのスタイルを取り入れたものですかね、鹿踊りの黒い衣装から赤い衣装に変えていることでより艶やかに優美にという踊りにしているんでしょう。

                     艶やかな姿で

                     鹿踊りをやや模して

                     男性陣やお囃子が

 最期はやはり青森のねぶたで歌舞いた衣装のハネトがまず現れ、その後にはお囃子太鼓などに続いて、一台だけではあるが大きな紙貼り人形が飾られた屋台が見えてきた。本場ではこういう屋台が何台も引き回されるというからさぞや豪華な祭りじゃないかと、これはオオトリに相応しい、この祭りだけは現地で見てみたいものだと、それも夜で飾り人形の中に明かりが入ったらもっと華やかになりますな。目の前は出発直後の交差点になっていて、ここで屋台を回転させて気勢を上げる、これも1台だけでは実際の祭り風景とは迫力が違ってくるはずで、僕が現地で見たいという夏祭りはこのねぶたにとどめを刺しますぞ。ねぶただけでもいいけど、青森まで行くのなら秋田竿灯との二つを巡るツアーを調べてみようかな。

                   ハネトが

                   ねぶた登場

                   大太鼓とねぶた

                   この武者は誰?、鍾馗さまですか

                   交差点では回転させて

                   六魂祭の最後尾を見送って終了

 全部のパレードが過ぎたあとにはまた秋田竿灯が要所要所で妙技を見せながらあとに続いていってメインのパフォマンスは終了で、帰り道は行進だけということで、出発地点では4時前には往きのパレードを見終わった見物客はバラけて三々五々解散という状況に。観光バスの乗客のための集合場所の学校へは1本裏手を歩いて行けば、大通りへ出られる路地はまだ進入禁止となっているとは、もう帰る客が多くなっていてその必要もないのにね。

                       封鎖中でここからはほとんど見えないはず

 集合場所の学校に来たら物凄い行列に唖然、何十台ものバス待ちの観光客が集まってくるというのに仮設トイレが3台というのはどういうことかと、パレードに夢中で見終わってからトイレにというのは誰もが思うこと、大会運営者はこんな当然のことを考えなかったんだろうか、男はまぁいいとして特に順番待ちが大変なオバチャン達の憤慨は半端じゃありませんでしたぞ。駐車場で女房と話しをしていたオバチャン、長野からバス10台で来たというツアー客だそうで、パレードを見ようとしたのに通行止めを食らって、メイン会場側にあった大型スクリーン画面で眺めただけだったとか、罪作りだったもんだねぇ、可哀そうなことをしたもんだと、主催者側には猛省をしてもらわないとイカンですぞ。

                       団体バス客の集合場所ではトイレに長い行列が

 我々のグルーパは早めの4時集合となっていたのに、一組の老人夫婦だけが現れずまた事前に配布した地図に書いてあった添乗員の携帯にも連絡もないという。新米の添乗員は周囲を探し回っていたところ、同じ旅行社の別のバスの集合場所に混じっていたとかでそちらの添乗員から連絡が入り、何とか30分遅れでやっと全員集合に、かなりのお年寄りで二人とも携帯を持っていないとか、同じ旅行社の旗があったのでずっとみんなを待っていたんだと、でも集合時間が過ぎて自分のグループの顔見知りのある人が一人もいないとなれば変だと思わないのかねぇ、たまにはこういう人も混じることもあるんだよね。

 全員集合を確認してからバスに連絡してもらい、乗車する場所も指定されてそのバス専用乗降道路まで移動、待つこと10分ほどでやっとのことでバスに乗込むことに。女性たちはほとんどがトイレの我慢を強いられていて、高速に乗ってすぐのPAは狭いからすぐ次にある最初のSAに立寄ることと、でも福島西ICまでが地元マイカーなどの帰り車も多くて高速に乗るまでが難儀、やっと乗って安達太良SAに着いたらもう前の車の客でトイレはかなりの行列、あとからも次々に同じ生理欲求の乗客を乗せたバスが入ってきてドンドン行列が伸びる。これにはまたもオバチャン達の怒りの火が点いてしまうな。

                       正面にはトイレ前に行列が

                       安達太良山が何とか見えるうちだったが

 そのあとは順調でもう一回は羽生PAで休憩に、ところがここは改装工事中で売店は臨時の小さいプレハブ小屋だけ、ここで弁当でもと思っていたのに何も無い、旅行社にはこの情報が入っていなかったとは思われないんだけど別のPAかSAにして貰いたかった。ということで帰りは湾岸側を回って横浜天理ビル前には10時少し前に到着、この時間じゃ駅ビル内の食品売り場も閉まっていて、何も買えずで我家に戻り冷蔵庫の有り合わせでワインをということになってしまった。このツアーではお土産や昼飯その他でほとんど出費が無いという、今までにない道中が安上がりの旅となりましたとさ。

 ということで帰ってきてから我がの玄関に秋田竿灯の人形を飾ることに、これから七夕に向かうからということもあってのことだけど。

                                中山人形だったと思うが


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