昨年も松茸の時期に泊った佐久は望月地区の奥にある春日温泉の宿、9月になれば松茸プランの募集をすると聞いていたので、9月前半の軽井沢滞在中に一泊でと、9月最初にそのプランが出たので早速にも予約して泊ることに、今年はまだ気温が高くて松茸の出来具合はどうかなという心配もあったが、毎年募集しているからには確保のアテがとれているのだろうと、今年初物となる松茸料理を期待して。
今回もゴン太を連れてということでユックリ山荘を出て、宿には駐車場にシッカリと日陰が出来てからという予定で、昼間はゴン太も遊ばせながら今年はまだ行っていなかった青木村方面にと、浅間サンラインを使って途中では農産物直売所などに寄り道をしながら、上田経由で道の駅あおきに。
道の駅あおき
青木村はこの時期の松茸販売では信州でも有名なところ、最盛期には道の駅あおきではオープン前から松茸を目的に行列もできるとか、それが昼前に来てみたらまだ売れ残っている、いずれも小さいのにかなりのお値段で、これでは皆さんも買わないということでしょうね。
まだ高くて売れ残っていたような
道の駅の反対側には広い芝生広場があって、五島慶太生誕地ということで東急から資金援助もあったのか記念公園となっていたみたい、この一部にはドッグランもあります。
上田方面を望む
青木村の特産という蕎麦のタチアカネという品種の花が咲き揃っていました、この手打蕎麦は道の駅あおき内にある食事処のこまゆみの里で食べられますが、自分で手打する僕は信州に来ても蕎麦はまず食べませんが、それでもタチアカネは以前にイベントで出会って一回だけ食べてみましたが甘味があるなという印象でした、どちらかというと僕はワイルドな在来種のほうが好みかな。
蕎麦畑
それで昼はここでこれも上田地方名物という馬肉うどんを食べてみた、この馬肉は馬刺しと違ってやや臭みがあるためか味付けが濃くて少しばかり持て余し気味、麺もコッテリ味にはムグモグタイプでということのようでこれも好みではない、女房の方の天ぷらうどんの麺はツルツルながらコシがあると好印象だったとか。
馬肉うどん
天ぷらうどん
青木村のマンホール
青木村では田沢温泉の公共浴場の有乳湯の泉質は東信地区では一番だと思います、今年はここまで遠出しなかったので初めてとなります、泉質は単純硫黄泉で飲泉もできる無色透明のやや硫黄臭のある湯、これが湯船から溢れ出るような湯量の源泉かけ流し、入っていると微細な泡がビッシリと肌に付く、これで遊離炭酸ガスがゼロというのが不思議、山姥がこの湯で金太郎を生んだという伝説があると外に看板説明が。
午後4時頃を目標に春日温泉に向かう、この途中でも農産物直売所などに寄り道しつつ、春日温泉には望月中心部からは南に向かってやや登っていき蓼科山の麓となる場所にあります。本日の宿はここに三軒ある宿の中のもちづき荘です。
もちづき荘はこの高台に
宿には5時少し前にチェックインすればいいかなと、その奥にある馬事公苑でゴン太を遊ばせておくことに、その時のゴン太の様子は別稿で。
馬が見えます、山は浅間山と黒斑山
午後4時になれば馬は厩舎に
馬の手入れを
もちづき荘を裏手から
玄関に
宿からの北側の眺め
夕食での松茸料理は五品で、すき焼き、焼まつたけ、土瓶蒸し、天ぷら、茶わん蒸しとなっていました、我々みたいな年寄りにはこの中では蕎麦など食べきれないし、最後のご飯とお澄ましにも届きませんでしたが、松茸は堪能、土瓶蒸しが一番ですな。
夕食膳
冷酒4号と大瓶ビール
鯉の洗い
蕎麦
まつたけ天ぷら
まつたけ茶碗蒸し
すき焼き
土瓶蒸し
焼まつたけ
小鉢と漬物も食べられませんでした
デザート
春日温泉は高アルカリ性の温泉でスベスベツルリとした泉質、もちづき荘では源泉かけ流しで飲泉もできます、塩化物が多いこの地区では珍しい湯なので人気があるようで、ポツンと離れた場所にある温泉地なのに日帰り入浴客も多いようですね。
朝食は田舎手作り料理といったていで素朴なもの、昨夜たらふく食べて大いに飲んだ翌朝にはこのくらいでいいよね、軽く腹を満たしてごちそうさまとなりました。
翌日のチェックアウトも山荘に戻るだけだたらと9時半過ぎに、ゴン太はチャンと車で一晩過ごしてくれました、餌は早朝に食べさせておいたので出発前にもまた馬事公苑のほうまで散歩させて、馬事公苑の奥にも小規模ながら公園があるのです。
帰りの道中では赤坂直売所に立寄って見たら、ここにも松茸は一つ残っておりました、相木産ということでしたがこれはかなりの大型で青木村で見たものよりも安い感じ、でももう少し多く出てきてからじゃないと地元の皆さんは買わないようですな。