丑年の置物飾りにと会津の赤ベコを探したが行方不明、1月初めに秩父に行った際に駅ビル地場産業センターで代わりにとこの秩父張子の牛を買って来た、昨年に亥年で買ったものには秩父張子という名前貼紙は付いていなかったみたいだったけれどこれには付いていた、でも秩父の工芸品では銘仙が一番有名ですよね。
秩父にはこの寒造り時期だけの生発酵日本酒と酒造り井戸の水汲みと蕎麦と温泉とボケなどの切花などなど、なるだけ多くの目的を無理やり作ってそれにかこつけて出かけるようになっている。
以前にも年末に出かけて両神村で買って来た正月用の切花が1ヶ月も持っていて、玄関を2ヶ月も飾っていたものだが、温泉のほうは今回気が付いたのだけれど両神村薬師の湯の泉質、以前は硫黄の臭いがしたのだが今回源泉の出口で嗅いでも全く無い、受付で訊いたら最初の井戸は枯れてきて今のは新しく掘った鉱泉井戸で泉質が変わったそうだ。
昨年に買った張子の猪のほか、手持ちの干支の張子人形のいくつかを次に並べてみたが、舞姿の女姿は全く番外で福島県の三春人形です、値段では秩父張子は工房ものじゃないようで実に安いですねぇ。
張子ではもう一つ見てもらいたいのはもうかなり昔に90歳代で亡くなった浜松市の無形文化財に指定されたお婆さんが作った張子の虎で、これはやはり迫力あって出来がいいと感心しませんか、これは故郷の父がわざわざ買ってくれて送ってもらったもので、お婆さん自筆の名前書きの箱付で大事に保存しています。
浜松張子
<追記>
秩父でよく行ったレストラン、シャンドフルールは移転して一軒家の古民家レストランになったということを聞いたので、場所を教えてもらおうと昼にTELしてみたら完全予約制だということでこの時は残念でした、それで今回初めて蕎麦屋に入ったのですが、さすがにレベルは高いです。
2009年2月の記事の加筆再掲です