今年の夏は梅雨明けしたというのに天候不順で、早場米で有名なここの稲は生育が遅れ気味(冒頭写真)、棚田倶楽部オーナー会員を集めた恒例の暑気払いも予定より1週遅れで昨日の開催となった。
この日は日曜日ながら空模様が思わしくないからそんなには混まないだろうと横浜を7時半ちょっと過ぎに出発すれば、アクアラインが800円に値下げされていたにもかかわらずやはりスムースに鴨川に到着。
毎年の暑気払いのプログラムは、まず10時から希望者による竹籠編と各自が必ずやらなければならない食事用の箸と器作りから始まる。竹籠編は絵図が渡されるものの、初めてでは絶対に無理で地元の先生にかなり手伝ってもらわなければなりません。
そのうちに生憎と雨が降ってきて、12時から始まる次のプログラムの素麺流しと猪肉バーベキューは急場しのぎの雨よけ対策の中でスタート、自前で用意したキャンプ用椅子などが使えず立喰い状態でなんとか、でも皆さん食欲はありますねぇ。
素麺流しの竹樋などもこの場で地元農家の人達による手作り、竹細工といいこういうのって小さい子供達には面白かったでしょう。猪肉も地元で獲れたもの、鉄砲打ちだという親父さんがいろいろ講釈しながら焼いてくれ、子供達も抵抗無くパクついていた。
僕は帰りの運転を女房に任せてビールをグイグイ、昼間にアルコール類を飲むのはここに来たときだけだから勘弁してください。