土曜日はかなり冷え込んだ上に寒風も加わって外に出るのは億劫な日だったけれど、日吉駅の東側から真正面に入って行く慶応大学日吉校舎の中央入口の銀杏並木の色付きが真っ盛りとなっているからと、昼飯を我家で食べた後に寒さを我慢してそれだけを見るための散歩をしてきた。そんな銀杏の姿だけをいくつか写真に収めて以下に、一週間前にはやや緑色も見えたのがすっかり黄色く染まって、落ち葉も絨毯みたいになっていて、有名な神宮外苑の銀杏にも負けないぞというように見事なものであった。
冒頭写真は駅から写したもので、これより一週間ほど前に撮ったのものと比べてみてどうですか、ずっと全部が黄色くなって輝いているでしょう。ここの銀杏並木は左右に二列ずつと全部で四列が百メートル以上も続いているところが見事で、この日は休日だったから寒かったのに家族連れなどこの光景を楽しみに訪れていて、各所で写真をパチリパチリと、僕もそのお仲間になってまず入口側からと坂道を歩いていって駅側に向かって反対側から撮ったのが次の二枚である。
駅側の坂道の下から
坂を上りきった場所から反対向きに駅方面を
中央の広い道筋もいいけれど歩道となっている側道だって銀杏の木が接するように上に伸びていて、光がもっと黄色く注ぐようで美しい、こちらも絵姿としてかなりいいでしょう。
歩道部分もこんなに見事な光景を見せる
キャンパス内のほかの並木は欅が多いのだが、中央の銀杏並木から一ヶ所だけは横に入る道筋にも短い銀杏の並木があって、こちらはもうかなり葉が散ったものもあるのは恐らく風の通り道になっているからでしょう。
横道の銀杏並木
この銀杏並木は新緑から夏に移る手前とこの紅葉の時期は素晴らしい風景を見せてくれるんですよ。