ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

佐久は内山地区のコスモスまつりに

2012-09-20 17:04:33 | 信州日記

 9月12日にはR254沿いで毎年9月に開催されている佐久高原コスモスまつりを見に行ってみようかと、その前には佐久や立科などで食料品の買出しをしてランチも食べて、コスモス見物は平日で空いているだろうから見るのは短時間で済むしと、朝は11時ちょっと前という遅めにノコノコと山荘を出た。その前の日には暑さが夏場よりはマシになったと庭の雑草の草むしりで一働きしていて、この日は一休みしてまだ残りを後日ということもあってのお出掛け。

 まずはいつものteteで数日分のパンを、カインズホームでは秋になって入れようと思っていた芝生の目土やほかにもいくつか日常品を買ってから立科方面に。というのは信州では蕎麦をあんまり食べない我々が、今度嫁が来たら食べさせてやるのに試食ということでこの前に磊庵はぎわらで二八蕎麦を食べたが、十割蕎麦の看板を出しているのを知っていた旧望月の天船(これは信州ランチとしてまたあとでまとめて書く予定)はどんなそばを食べさせるのかと下調べの意図があって、それともう一つは出始めた早生品種のリンゴが安かった立科の農産物直売所の菜ないろ畑にも行ってみようと。

                       

 菜ないろ畑も安いですねぇ、リンゴは普通サイズよりやや小さ目ながら9個で300円、我家では毎朝の野菜ジュースに入れるためなのでこれで十分使えます、スイカはこの大きさで250円と二人では4回に分けて食べることに、この夏はスイカを沢山食べたがいつもの年よりも安かったものね。

                            リンゴはサンつがる

 あとはR254をそのまま東に走って行けば内山峠に向かう道筋が佐久高原コスモスまつり会場で、平日のこの日は訪れる客はマバラで地元の農産物直売所のオバチャン達も手持ぶたさな様子。メイン会場にはステージがあったから土日には何らかの催しがあるんでしょう。その中央の展望台に登って周辺を眺めたぐらいで、ここと駐車場との往復でコスモスを眺めただけで他にやることも無いと、農産物なんてもっと安い所で買ってきちゃったものねぇ。

                        街道沿いにコスモスを植えて

                        祭のメイン会場、奥に展望台

                        手前川沿いから街道沿いへと

 この祭りのパンフレットにはもっと東側の山に入って行った場所にある内山牧場には大コスモス園があるとあったので、そちらはまだ行ったことが無いからどんなものか見ておこうかと峠道を登って行ったら、途中で右折するべしという案内看板があったのでそちらに進んで行ったら、ナビが示す場所には何にも見えない。その先にも道が続くからと少し走って行ったら、今度は神津牧場を案内する看板が現れてそちらに道をとったら、途中には内山キャンプ場と大コスモス園を示す看板が現れてこっちはナビの牧場の場所と違うはずでアレレ!と、でもここまで来たからには神津牧場も近いからそちらにも立寄ってから廻って行こうということに。

 あとで調べたら検索MAP上の牧場を示す位置が観光施設とコスモス園がある内山牧場を名乗る場所と違っていて、ナビはそんなこととは知らずで紛らわしいことになっているらしい、どうしてそうなっているのかについては事情があるんですかね。よく調べておけばよかったのだが、地元の人じゃない観光客には不親切、それとも山奥だからそんなには観光客は来ないというんでどうでもいいことか。

 神津牧場はもう30年以上前に軽井沢からの細くて悪路だった林道を使って来たことがあるが、牧場の売店の人に訊いたら現在は舗装はされたが細いクネクネ道はそのままで、距離は短いが時間は佐久を回っていっても変わらないんだそうだ。牧場自体はその昔よりも建物が増えていて、観光牧場を意識してはいるようだが、山奥で規模も小さいから長門牧場みたいには人が来ないようだ。明治に出来た日本の個人経営牧場の草分けだそうだが、よくぞこんな場所に作ったものだと、当時はもっと条件のいい場所でも適地があったと思うのにと、この理由には興味が湧く問題じゃないですか。

 ここでは乳牛はジャージー牛だけと牛乳の質で差別化を図っているようで、女房は早速にもそのソフトクリームを食べなくちゃというのに僕もお付き合い、それに手間が掛かるという発酵バターも小さいのを買ってみたが、あとでパンに付けて食べてみたら香りが良いんですね、これはteteの角型食パンに付けて食べたら実に美味しかった。連れて行ったゴン太を小動物からジャージー牛までとご対面させたら、もう長門牧場で慣れているからヘッチャラみたい。暫し遊ばせてから夕刻前に見ておかなくてはと最後の大コスモス園に向かう。

                      神津牧場遠景

                       乳牛は牛舎に帰り大型ヤギだけが

                       牧場施設建物群の入口

                            ナイスなソフトと発酵バター

                          ヤギとは頭突きだけは警戒しないと

                          ウサギなんて相手にならないぞと

                          ポニーには近づいて

                          ジャージー牛とはややヘッピリ腰か

 看板に従ってやってきたのは公営宿泊施設の山荘あらふねなどがある場所で、ゲートがあったので入場料金を訊いたら大コスモス園は無料で入れるという。すぐに表れたのは人工らしい池で、そのわきの道筋に少しだけ一直線にコスモスがあるだけで、これが大コスモス園なのかと拍子抜け気分だったところに向こうから観光客らしい二人連れがやってきて、大コスモス園はその先の斜面を登り切った場所でこちらからは見えないんだそうだ。かなりの登りを上がりきった場所にはうねるようなコスモス広場が広がっていて、ちょうど午後4時ぐらいの斜めの太陽に輝いている、見渡してももう誰も人影も見えずで、我々だけで展望台から良い眺めだねぇと暫しコスモスと景色の両方(冒頭写真は展望台からの360度パノラマ写真である)を堪能。もう遅いからとコスモス園の中を一周するのは止めておいたが、来年はこちらだけでいいよなと女房と話しながら帰って来た。でも黒姫のコスモスも有名だからそちらにも一度は行ってみようかな。

                      大コスモス園は前方の頂部に

                      展望台の東側、山荘あらふねが

                      展望台から西に広がるコスモス

                      高さが苦手のゴン太はしゃがみ込んで


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