ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

アフリカの泥染クロスはなにか不思議な魅力がある

2009-08-21 10:00:15 | 工芸絵画骨董

 軽井沢に昔横浜で使っていてややくたびれたサイドボードを持ってきているのだが、その上に泥染の小さいテーブルセンターを敷き花瓶などを置いている。冒頭写真では図柄が見え易いようにと小物の動物型陶器などを置いてみたが。

 アフリカ泥染は黒と黄土色と白の三色で、幾何学模様や動物模様を生命力あふれるタッチで描いていて、泥染で出るのは黒色だそうでその色合はややくすんで、その名の通り泥の厚みを感じさせる。布は麻みたいな粗い織りであるが木綿で、切れ端などぞんざいなままなのだが、それも不思議と荒削りな魅力となっているのでは。

 ほかにも20年以上前になんと下田に旅行したとき入った民芸店で、初めて見て気に入って買ったタペストリーにしてもいい大きさのクロスもある。全体大きいな黒地の中に描かれているのはロバだと思うのだが、上には小さな子供が乗っていて腹側には何か分からないものがぶら下がっている。絵の解釈は出来ないが、変な木杭みたいなものに繋がれている姿が可愛らしい。この布もヨレヨレで端っこのホツレにも無頓着、そんな素朴さもむしろホッとさせるところがある。

                         

 大きいほうは横浜で時々にコンクリート打放し壁面に吊るして、タペストリーとして飾っているが、写真で見てもヨレヨレでしょ。


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