■朝、依頼者のSと一緒に県庁に出かける。5F情報公開・法制課というのが行政書士会の監督部署で昔の文書学事課だ。担当課員は僕がSを連れて行ったので少しびっくりしたみたいだった。しかし、手間がはぶけていいとのこと。
尋問室は広く薄暗い部屋。北向きの窓を背に質問者がわれわれに向き合う形になる。巌流島の小次郎になるように設計されているのだ。マイクが2本ついてすべて録音される。質問者は課長ともう一人。はじめて懲戒請求内容を見せられびっくり。横領、詐欺、偽造、、なんだこれは、、。Sもおもわず「この内容は悪意に満ちていて、、」
依頼者sの兄Tが受取人になっている保険金を僕とsが共謀して騙し取ったという内容だが、実際はsはTに処分をまかせているのだ。Tからの委任状と印鑑証明をSが預かってきたので僕がTの代理人として申請し保険金はTからsに譲渡したと言われたのでsは渡さずにいる状態だ。
保険料はSが支払っている。だからTは贈与税を申告しないといけないので僕は税務署でST双方の代理し相続調査した者として延滞理由書をつけた申告書を作り、来年このままTに渡して出してくれとsに頼んだが、sはTに言わずに来年になってTから頼まれたから提出してくれといわれ、T名義の申告書を僕が提出し、sから預かった税金を支払ったのだ。
知らないTは申告書は僕の偽造だ、委任状もsに騙されて出したと言い出したのだ。だから依頼者である高校からの友人であるSと2人で出頭しsがTに何も説明せずに僕に黙っていたことを証言してもらったのだ。
本来複雑な相続の遺産分割案件に一部。その全体の説明が許されないのが厳しい。
質問者は僕のことを何度も弁護士と言い違えるなど、お互いに緊張したやり取りが2時間。
後で、相手方弁護士には贈与があったことを認めるなら(認めるはずはないが)和解に応ずるという話をした。民事事件と違い、仮に請求が取り消されても懲戒が止まることはないのだが、、。なんで友達から持ち込まれた金にならない難事件がこうなるの?
Sはもう帰って寝ると言った。俺も疲れた。
尋問室は広く薄暗い部屋。北向きの窓を背に質問者がわれわれに向き合う形になる。巌流島の小次郎になるように設計されているのだ。マイクが2本ついてすべて録音される。質問者は課長ともう一人。はじめて懲戒請求内容を見せられびっくり。横領、詐欺、偽造、、なんだこれは、、。Sもおもわず「この内容は悪意に満ちていて、、」
依頼者sの兄Tが受取人になっている保険金を僕とsが共謀して騙し取ったという内容だが、実際はsはTに処分をまかせているのだ。Tからの委任状と印鑑証明をSが預かってきたので僕がTの代理人として申請し保険金はTからsに譲渡したと言われたのでsは渡さずにいる状態だ。
保険料はSが支払っている。だからTは贈与税を申告しないといけないので僕は税務署でST双方の代理し相続調査した者として延滞理由書をつけた申告書を作り、来年このままTに渡して出してくれとsに頼んだが、sはTに言わずに来年になってTから頼まれたから提出してくれといわれ、T名義の申告書を僕が提出し、sから預かった税金を支払ったのだ。
知らないTは申告書は僕の偽造だ、委任状もsに騙されて出したと言い出したのだ。だから依頼者である高校からの友人であるSと2人で出頭しsがTに何も説明せずに僕に黙っていたことを証言してもらったのだ。
本来複雑な相続の遺産分割案件に一部。その全体の説明が許されないのが厳しい。
質問者は僕のことを何度も弁護士と言い違えるなど、お互いに緊張したやり取りが2時間。
後で、相手方弁護士には贈与があったことを認めるなら(認めるはずはないが)和解に応ずるという話をした。民事事件と違い、仮に請求が取り消されても懲戒が止まることはないのだが、、。なんで友達から持ち込まれた金にならない難事件がこうなるの?
Sはもう帰って寝ると言った。俺も疲れた。