■ラナさんと一緒にまたスキー。彼女は前日にもバスで1人で来て濃い霧の中を滑っていたというから自分で言っているように相当クレージーなので、同類である僕も安心して誘えるというものだ。今日はジャムの大平社長も一緒に滑ることになった。長身で勝山出身の彼は50歳ぐらいだと思うが、蛍光色のウインドブレーカーを着て黒のフルフェイス(みたいな)ヘルメットでビュンビュンとばすのを後ろから見ているとまるで10代のクレージースキーヤーのようだ。
「こんな仕事ってうらやましいですねぇ」「羨ましがられるのも仕事のうちなんで、、まず一通り見回っておかないと従業員に注意することもありますしねぇ、、」
滑るうちに彼は目ざとくゲレンデに落ちていた財布をみつけた。イリュージョンまで行って別れたが、リフト終了後メンバールームに戻ると彼も来ていてレナさんと話していた。財布はあとで持ち主が現れたそうだ。スキー場の夏場の利用の話を色々聞いた。
「シーズンが終わるとお金とかいろんなものが落ちてますよ。夏も来てしっかり下を見ながら歩くといい、、正面ゲレンデは夏は一面芝生でバーベキューができます。恐竜博物館を見るにはそんなに時間がかからないので家族でここまで来てもらえばホテルで宿泊もできるし、、」
シニアクラブのメンバーはもう今年で既に20人ぐらい入会していて、去年より50%増の勢いだそうだ。既に僕とラナさんの表札もかかっていた。何人かのメンバーが来ていた。ここは家族友人を連れ込むことはできないくて、1人で来ている男性が多く、黙々と着替えをしたり、お茶をのみながらTVを見て休んでいる。
ラナさんはブーツしか持ってないのでスキーはレンタルだが、スキーのシーズンレンタル¥18000というのもあってシーズン中スタッフがチューンナップをキープしてくれる。メンバーならスキーブーツをシーズン中預かってもくれるという。、、他のスキー場にいけないが、、、。
今日のコンデションは午前中は霧が濃く視界が悪くてゴーグルのないラナさんはあまり滑れなかったようだが午後は次第に雪もやんで良い状態になった。コブ斜面もできてきたがまだここはスムーズにはいかない。ころげまろびつ、、、。とにかく、ラナさんは今日も大満足のようす。週末はスキー一辺倒のつもりのようで心強いスキー友ができた。
彼女のスキーがないので、帰って2人でリサイクルショップとDepoに行ってみることにした。大和田のオフイスOFFには前に見つけたスキーはもうなくてスノボだけ。彼女は食器類や衣類、旦那のジーンズとかお孫さんの子供服とか、、、。となりのHardOffではジャンクのDVDプレーヤーを再生できないリスクを覚悟で¥1000で買った。そしてDepoでは高級スキーヘルメット売り場で、、、「くまさん、これ似合う?」
あぁ!彼女急に元気になって、、、。今度ディスカウントショップめぐりやりましょうね!