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東武野田線の大宮公園駅をたまに利用します。
この大宮公園駅、昔の雰囲気が残る、いわゆるレトロ駅です。
駅事務所のある駅舎は、開業当時1929年の不鮮明な写真にも、
平屋の屋根に同じドーマー窓らしきが、写ってます。
もしかしたら、1929年の建物のままなのかもです。
夜が多いので、駅舎の写真は最近撮れてないですが...。
上の写真は、ホームの上屋です。
骨格は木造で、少しかわったトラス?が組まれてます。
夜は、ホームの蛍光灯照明が、ちょうど白く塗装された骨組みを照らし、
見上げると、とても良い雰囲気です。
ホームの上屋は、いつ頃のものか分かりませんが、
かなりキレイな状態に維持されています。
戦後間もなく頃のですかねぇ...。
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そのためか、ホームの微妙な位置に、上屋の柱が立ってます。
そのため、誘導ブロックが、律儀に柱を1本1本まわり込んでいます。
ホーム端を、真っ直ぐにもブロックが貼れそうですが、
そうすると、ブロック頼りに歩く人が、
ちょうど柱にぶつかりそうな位置関係なんですね。
特に、文化財的な建物ではなく、防火の関係とかもあると思いますが、
もうしばらくは、駅はこの雰囲気のままでありそうです。
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