くらしデザインスタジオ@楽(^^)

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絶対エース育成論を

2015-10-10 | 本,TV,歌,人物など

「絶対エース育成論」佐藤義則 竹書房 1,300円+税、です。現、ソフトバンクホークスの投手コーチで、以前は、楽天イーグルスや日本ハムファイターズの投手コーチで、ダルビッシュ有投手や田中将大投手ほかにコーチとして関わられた、佐藤義則さんの考えをまとめられた本です。佐藤さんは、野村監督時代に、野村さんの話しを読んだ頃に、初めてすごい方と知りました。

楽天イーグルスが日本一になった時の、田中将大投手を中心に様々な選手とのことが、佐藤さん経験と考えだけで書かれているのが、とても明瞭で具体のイメージがわき、気持ちいいです。私は理屈好き?なので、その中でも「第6章 投球術」がとても面白いです。草野球とかやってるわけでもないのですが…。

「スパイクの重要性」では、「試合はスパイクでやるのだから、練習のときからスパイクという、ごくシンプルな考え方だ。」「(太ももの)後ろの筋肉をしっかりさせるために、ランニングはスパイクでやっている。」と。プロの選手は、基礎トレーニングの時はスパイク履いてなかったのか…と。

「1キロと1センチの差」では、「…バッターはストレートが…遅いと思っているところにボールがピュッと伸びてきたら、「うっ!」となって差し込まれてファウルになる。差し込まれるのはほんの1センチ程度だ。この1センチの差が明暗を分ける。」と。差し込まれるって1cmくらいの話しなのか…と。

他にも「フォークボールとヨシボール」では、ヨシボールは速いカーブみたいな球種だったのかとか、佐藤さんの有名な「触る指導の大切さ」では、身体の開きや体重移動を教えるために触わっているのかと。てことは、佐藤コーチに触られている選手は「…手取り足取り教えなければいけない選手…」のようです…。

も一つ、上田阪急時代を少し知る身としては、山田久志さんの引退試合での上田監督の言い間違いで、福本豊さんも辞めるはめになった…というのは、ほんまかいな…と思ってしまいました。