くらしデザインスタジオ@楽(^^)

住まいや街など、様々な暮らしの提案やサポートをする中で、なんとなく気になったこと…!?イロイロです。

置かれた押しボタン

2017-05-01 | 街のモノ

さいたま市の「市役所通り(町谷本太線)」で見かけた、信号機の歩行者用押しボタンです。押しボタンが、信号柱から突き出た台?のような上に、置かれたように設置されています。向きも横断歩道(手前)側に45度回転させているので、なおのこと、置いてある感が強調されていて、なんだか面白い姿です。同通りのJR線より西側の、新しく歩道整備が行われた区間にありました。

これまでは、押しボタンを電柱固定用のバンドで括ってあるのがほとんどだと思います。そのボタン用の配線を、信号柱上部の電線引留めから電線管内を通して下に下ろしてきて、ぐるっと上向きに反転して、ボタンの底面から接続するという方法だと思います。

ということは、この写真の押しボタンの配線は、街灯のような鋼製?の信号柱の中を通っていて、その下部の配線等の取出し口を利用して、押しボタンを設置しているようです。ですが、その取出し口には、都合良い角度に押しボタンを設置できない?ので、写真のような台を付けたし加工して、その上に置くように設置されたようです。

まだ、手作業加工ような感じなので、これから台方式の改良が進むのだと思いますが、押しボタンは電装品なので雨の跳ね上げは悪影響があったり、台のコーナーの角はケガの元なので、今後は、極力小さく丸くなっていくのではないでしょうかね。