先月、上尾市の "つどいの広場 あそぼうよ"(http://www.sainoko.net/asobouyo/asobouyo_top.html)の移転作業の一部を手伝っていました。"あそぼうよ" は7月1日に、本町の根貝戸団地へ移転しています。
それまで飲食店だったスペースを、子育てのスペースとしても使えるように、必要最低限の改修をしていました。上の写真は改修前の様子です。Covid-19の今後の経過によっては、将来の飲食店の再開も視野にあるようで、厨房やテーブル等の一部設備は、そのまま残されています。その中で、まず照明の見直しで、年に何回かの資格と知識のちょこっとの出番でした。
バックヤード以外は天井が張られておらず、既存の照明は、ほとんどがライティングレール+スポットライト+ペンダントでした。加えて、店内全体は暗めにして、テーブルをペンダントで明るくする照明です。基本的には、これらをできるだけ再利用しますが、これまで違って、室内は明るい空間にしなければなりません。
ベースとなる照明の色温度は、5000K(昼白色)にすることにして、色々な照明を検討します。既存のE11ソケットのスポットライトは、ハロゲン電球のため、配光角も色温度も不向きです。
E11で交換するLED電球としては、オーム電機のLDR7N-W-E11(配光角40°/730lm/6.8W)が良さそうです。この交換だけで済めば安価なのですが、ベース照明とするにはとても足りません。なので、+αのスポット用とすることにして、既に球切れしているハロゲン電球の交換分、10コだけに留めます。
より明るく安価なスポットライトとして、オーデリックのOS256576ND(配光角105°/1037lm/10.2W)です。GX53ソケットのスポットライトで、LEDフラットライトNO291Pを使います。GX53は蛍光灯時代の規格ゆえ、LEDランプ側の放熱の限界?があるようですが、かなり明るいです。しかし、これで必要な数を揃えようとすると、それなりの金額になってしまいます。
より汎用的な引掛シーリング照明から、小型で明るいものを探し、アイリスオーヤマのSCL20N-HL(φ200/2000lm/16.1W)です。ライティングレール直付用引掛シーリングを介して取り付けます。とても明るくかつ安価なので、この方法でベース照明とすることにします。
照明の選択と個数の判断は、現地で実際の空間に取り付けてみて、スタッフの方々と話して決めていきます。上記の他に、ライティングレール用の直管40W蛍光灯サイズのLEDベース照明も、手配して比較検討しましたがやはり高価です。そもそも、ライティングレール用のベース照明は需要が少なく、器具の種類も限られることもあります。
ということで、活動スペースの方は、小型シーリングライトがポツポツと並ぶベース照明となりました。安価な照明ですが、とても明るくいい感じです。3列のライティングレールで、写真の時は、中央の1列を消灯した状態です。
こちらのエリアは、コの字状のライティングレールに小型シーリングライトを並べ、奥に1灯だけ直管型のLEDベース照明を使ってます。その直管型照明の特徴を使って、「あそぼうよ」のロゴが照らされています。
一方、事務スペースとなるエリアは、元通路部分のライティングレール1列(写真左側)しかありませんでした。そこにベース照明(テス・ライティングTFL-8452B-50)を付けても、片側から照らすだけになってしまいます。天井が無く増設が難しいので、ライティングレールから電源を取り、装飾天井部分に、オーム電機のコンセント式ライティングレールRB-K50AWを取り付け、上記のオーデリックのスポットライトを取り付けます。
その他、洗面化粧室とトイレの、暗かった電球色蛍光灯スポットライトも、昼白色5000Kの明るいLEDスポットライトに交換しました。大光電機のリニューアル用150φの高輝度スポットライトで、LEDダウンライトは安くなりましたね。
LDR7N-W-E11_オーム電機
https://www.ohm-electric.co.jp/product/c04/c0404/35633/
SCL20N-HL_アイリスオーヤマ
https://www.irisohyama.co.jp/products/electrical-appliances/lighting-equipment/led-small-ceiling/basic-type/mu-human-sensor
RB-K50AW_オーム電機
https://www.ohm-electric.co.jp/product/c01/c0117/35411/
くらしデザインスタジオ@考(^^;)へ
それまで飲食店だったスペースを、子育てのスペースとしても使えるように、必要最低限の改修をしていました。上の写真は改修前の様子です。Covid-19の今後の経過によっては、将来の飲食店の再開も視野にあるようで、厨房やテーブル等の一部設備は、そのまま残されています。その中で、まず照明の見直しで、年に何回かの資格と知識のちょこっとの出番でした。
バックヤード以外は天井が張られておらず、既存の照明は、ほとんどがライティングレール+スポットライト+ペンダントでした。加えて、店内全体は暗めにして、テーブルをペンダントで明るくする照明です。基本的には、これらをできるだけ再利用しますが、これまで違って、室内は明るい空間にしなければなりません。
ベースとなる照明の色温度は、5000K(昼白色)にすることにして、色々な照明を検討します。既存のE11ソケットのスポットライトは、ハロゲン電球のため、配光角も色温度も不向きです。
E11で交換するLED電球としては、オーム電機のLDR7N-W-E11(配光角40°/730lm/6.8W)が良さそうです。この交換だけで済めば安価なのですが、ベース照明とするにはとても足りません。なので、+αのスポット用とすることにして、既に球切れしているハロゲン電球の交換分、10コだけに留めます。
より明るく安価なスポットライトとして、オーデリックのOS256576ND(配光角105°/1037lm/10.2W)です。GX53ソケットのスポットライトで、LEDフラットライトNO291Pを使います。GX53は蛍光灯時代の規格ゆえ、LEDランプ側の放熱の限界?があるようですが、かなり明るいです。しかし、これで必要な数を揃えようとすると、それなりの金額になってしまいます。
より汎用的な引掛シーリング照明から、小型で明るいものを探し、アイリスオーヤマのSCL20N-HL(φ200/2000lm/16.1W)です。ライティングレール直付用引掛シーリングを介して取り付けます。とても明るくかつ安価なので、この方法でベース照明とすることにします。
照明の選択と個数の判断は、現地で実際の空間に取り付けてみて、スタッフの方々と話して決めていきます。上記の他に、ライティングレール用の直管40W蛍光灯サイズのLEDベース照明も、手配して比較検討しましたがやはり高価です。そもそも、ライティングレール用のベース照明は需要が少なく、器具の種類も限られることもあります。
ということで、活動スペースの方は、小型シーリングライトがポツポツと並ぶベース照明となりました。安価な照明ですが、とても明るくいい感じです。3列のライティングレールで、写真の時は、中央の1列を消灯した状態です。
こちらのエリアは、コの字状のライティングレールに小型シーリングライトを並べ、奥に1灯だけ直管型のLEDベース照明を使ってます。その直管型照明の特徴を使って、「あそぼうよ」のロゴが照らされています。
一方、事務スペースとなるエリアは、元通路部分のライティングレール1列(写真左側)しかありませんでした。そこにベース照明(テス・ライティングTFL-8452B-50)を付けても、片側から照らすだけになってしまいます。天井が無く増設が難しいので、ライティングレールから電源を取り、装飾天井部分に、オーム電機のコンセント式ライティングレールRB-K50AWを取り付け、上記のオーデリックのスポットライトを取り付けます。
その他、洗面化粧室とトイレの、暗かった電球色蛍光灯スポットライトも、昼白色5000Kの明るいLEDスポットライトに交換しました。大光電機のリニューアル用150φの高輝度スポットライトで、LEDダウンライトは安くなりましたね。
LDR7N-W-E11_オーム電機
https://www.ohm-electric.co.jp/product/c04/c0404/35633/
SCL20N-HL_アイリスオーヤマ
https://www.irisohyama.co.jp/products/electrical-appliances/lighting-equipment/led-small-ceiling/basic-type/mu-human-sensor
RB-K50AW_オーム電機
https://www.ohm-electric.co.jp/product/c01/c0117/35411/
くらしデザインスタジオ@考(^^;)へ