十和田湖の夕暮れ
ヒメマスとはベニザケの陸封型で、銀色でその姿は美しく、味はとても美味な事で知られています。
ヒメマスの原産地は阿寒湖と網走川上流のチミケップ湖
稚魚が湖で生活しているうちに海に下る事が出来なくなり、一生を過ごすことになった魚です
支笏湖、洞爺湖、摩周湖をはじめ十和田湖、中禅寺湖など道外の湖にも盛んに移植されました。
各湖水のものはもちろんの事、原産地の阿寒湖、チミケップ湖でも
本来のヒメマスの絶滅が心配されるほど減ってきているのが現状です
(チップの語源はアイヌ語のカパッ・チェプ・体の薄いの意から来ています。)
こちらのHPより引用させて頂きました
たそがれている?・・クリ
朝の散歩で 十和田湖畔まで歩きました
その途中で 主人が足を止めて何やら見ていました
「どうしたの?」
「あれ 知ってる?ヒメマスって言って 北海道ではチップと言うんだけどね
すごく美味しいんだよ」
どれどれ と小屋のような家を覗いてみたら仕分け作業をしているところ
「どうですか?」と声をかけられた
「おいくらですか?」
「1キロ2200円です 7匹くらいですよ」
ありゃ~お金持ってないと思ったら 主人が持っていた
氷を入れて発泡スチロールに詰めてもらいました
帰りにみたらもう閉まっていました
完全な天然魚のため漁期と数量限定
夏期・・4月25~6月20日 7月11日~11月5日
冬期・・12月~3月は各月1週間(問い合わせ下さい)
とパンフレットに書いてありました
その日は 家に着いたのが22時を過ぎていたので冷蔵庫に入れて。
お刺身がとっても美味しいと言われたが 一日過ぎていたので
塩焼き フライ お寿司 アラのお吸い物にしてみました
十和田湖畔ではヒメマスの塩焼き 一匹600円でした
私ははじめてヒメマスを食べましたが くせもなくとろっととろけるような食感で
あぶらもほどよく美味しかったです どれも美味しかったけど 塩焼きが最高でした。
十和田湖の魚類
十和田湖から流出する唯一の河川である奥入瀬川の上流部に銚子大滝があり、
魚類は遡上ができないため、十和田湖にはもともと魚類は生息していなかったといわれています。
その後明治27年三浦泉八らにより銚子大滝に魚道が設置されサケマス類の遡上が確認されています。
この魚道は日本初の魚道といわれています。
十和田湖のヒメマスは明治35年に北海道から発眼卵を移入し放流が始まりました。
ヒメマスの放流は現在十和田湖増殖漁業協同組合により続けられており
ヒメマスは十和田湖の名物となっています。