『NHK土曜時代劇 陽炎の辻2 居眠り磐音 江戸双紙』
人知れず始まっていた(私が知らなかっただけですが・・)
以前パート1も知らなかったが、ベストセラーになっているのを、本屋で知った
天邪鬼のおばさんはベストセラーと見聞き
すると、無視する傾向にあるのだが、
時代物大好きとくれば、ちょっとだけ見てやろうと手に取ったのが運の尽、ハマッタ
第一弾(陽炎の辻)~第二十五弾(白桐の夢)まで愛蔵となってしまった
主人公の磐音は、主人公の鏡
姿良・家柄良・性格良・頭良・剣の腕良そして、ここが重要な隠し味、過去に辛すぎる出来事を経験し深く傷つき、ある思いを心に秘め表には出さない
女性はこんなところに母性本能をくすぐられると思う(よね?)
☆九州のある藩の国家老の跡取りに生まれ、将来を嘱望される若者に成長するが、
どこにでもいるお偉いさんのバカ息子が、友人の許婚に横恋慕したため、友人が起こした騒動に巻き込まれ、藩命で友人を成敗することになる
しかし、その友人は、許婚の兄であった
なんてことになり、磐音は藩を離脱し、剣の修行を積んだ江戸に浪々の身となって出てくるという隠し味があるのだぁ~(まぁ~よくある話ではあるのですがね)
長屋暮らしをしながら、持ち前の明るい、何事にも動じない、のんびりした性格で、下町の人々とふれあい、そこから口の糧(うなぎ裂き)もみつかり、身に付いた剣の凄腕が、江戸随一の両替商「今津屋」との引き合わせにもなり、江戸小町と言われている「おこん」との出会いにもなりと、どんどん人脈が広がっていく
とにかく途中で止められない、次が読みたくなる
ベストセラーになるはずだと、うなずきながら、気がつくと第二十五弾まで来てしまっ
たってことである
本が面白いと、映像化したとき、無意識に思い描いていた主人公やその他の主な
人々の印象が違ったり、文章での微妙な表現が描ききれてなかったり、ずれていたり
と、「ちがぁーう!」という思いが見ていて感じることがある
パート2がどんな描かれ方をしているのか、「土曜時代劇」を愉しみに見てみようと
思う
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