先だって最終回をむかえた「スイートJAM」で山本耕史さんと一緒にMCをしていた
朝倉えりかさんが最後に泣いたのを見てふと、遠くを見る目になりました
年をとれば取るほど涙もろくなるを実践している。
しかし、私の場合、子供のみぎりより、よく泣いてた。
感動の涙もあったかも知れないが、記憶にあるのは悔し涙と哀しい涙。
でも、人前で泣くことができなかったので、一人でこっそり涙を流したものです。
だから人前で堂々とよく泣く人を半分うらやましく、半分苦々しく思ってましたね。
母が亡くなった時も、息を引き取った時と出棺の時は涙が止まりませんでしたが、
そのほかでは涙が出ませんでした。可愛くないです。
妹はず~と泣いていたので、多くの人から優しくされてました。
思うに私が10才の時、母が心臓の手術をするためタクシーに乗って行ってしまった
瞬間、自分の中で現実を受け入れるため、自分の気持ちの落ち着けどころを探した
のだと、その時点ですでにさよならを心に決意したのではないかと・・・かように・・・
重い話はこれくらいにして、今の私は何でもございの涙もろいおばさんですが、やは
り哀しい涙、切ない涙は心に残る涙です。
現実ではほぼ涙と遭遇することはないけれど、ドラマの世界では結構あります
私の心に残っている涙
西田敏行さん・・「池中玄太80キロ」では毎日なくシーンがありました又、「泣いて
たまるか」というドラマもありましたから、かなり泣くシーンはいっぱいありましたが、
1984年の大河ドラマ「山河燃ゆ」で松本幸四郎さんの弟役だったのですが、日系二生の二人はアメリカと日本に分かれて戦うことになり、南の島の激戦地で運命の出会いをすることになります。ジャングルで必死の応戦をする(兄がいることを知らない)弟達と、捕虜から弟がいることを知り、何とか弟を見つけて救おうとする兄、ある日ジャングルで偶然に遭遇する二人、兄を襲おうとした上官を止めようとして、上官に向け発砲した弾が弟に中たってしまう。すぐさま野戦病院に担ぎ込んで一命を取り留めるが、この理不尽な戦争で、兄弟が戦わなければならない現実、兄に流れ弾とはいえ撃たれてしまった現実に「わからなくなった」と泣くシーンがあるのです。西田さんの演技に涙が止まりませんでした、切なかったですねぇ~
マット・デイモン・・出世作となった「グッド・ウイル・ハンティング~旅立ち」
ハーバード大生の時、授業で書いた物語を幼友達であり、親友でもあるベン・アフレ
ックと大きく膨らませて書いた作品で主人公を演じた。
親がなく里親をたらいまわしにされ、中には虐待をする里親もいたりで、深く傷ついている、数学の天才児ウィル。マサチューセッツ工科大学で掃除夫をしている時、有名な数学教授が学生に出した難問を密かに解いてみせる。解けると思っていなかった教授は名乗り出ようとしない学生に再度もっと難問を出して様子を見ようとする、そこで、誰もいなくなった夜の校舎で、難問をすらすらと解いている掃除夫の少年を見つける、それが教授とウィルの出会いだった。教授は天才少年の発見に驚き興奮するが、すっかり人生にうんざりし、大人を警戒し、バカにしているウィルを教授の思う数学の道に、導くのは至難のことだった。
そこでセラピストとして選ばれたのが、教授のルームメイトで優秀だったが、ウィルと同じ下町出身で最愛の妻に先立たれ、人生の隠匿者になっている教授であった。
徹底的に反発をし、容赦のない暴言を吐き傷つけようとするウィルにいつしか、セラピストとしてでなく、自分も父親から虐待を受けていた過去を持つ、深く傷ついているもの同士、心が通い合うようになってくる。彼女との関係、NASAやCIAなどからの誘いなどが20歳になるウィルに決断をする時が訪れるが、過去に捕らわれ一歩がふみだせないウィル、その彼の背を押すセラピスト教授が「君は悪くない、君は悪くない」と何度も言いながら少しずつ迫ります。
最初笑顔で「わかっている」と言っていたウィル「いーやわかっていない、君は悪くない」と又言い、笑顔でいたウィルの表情が、徐々に「何なんだこいつ」のような顔になり、教授を突き飛ばすが、それにもかまわず「君は悪くない」とウィルの暗く哀しい瞳を真っすぐに見つめながら言い続けます。
その時です、閉ざしていた冷え切った心が氷解し涙となって流れ出し、教授にしがみつくと今までの態度を謝りながら号泣をするのです私も号泣しました
山本耕史さん・・「陽炎の辻~2」の最終回、奈緒とのふすま越しの別れのシーンですね
理不尽な出来事で、人生を狂わせられた二人の本当の別れのシーンです
あの山本耕史さんのはらはらと流す涙は切なくて、苦しくて、哀し過ぎて、そして美しくて、一生忘れることはないでしょうね何度見ても切なくて涙してしまいます
心に残る涙のシーンをあげろといわれれば、この三つの涙のシーンですね、エピ
ソードも含め、私の心から消えることはないだろうと、思いますもん
心に溜まった悲しみや、不満や、怒りなどが涙になって流れ出ていく、人間にしかな
いこういった涙はないのでは、涙って不思議だなぁ~
長々とお付き合い、いたみいります、ありがとうございました
でもなぜか人前だとやたらに耐えるので、冷たいと言われたこともあります
素直でないバチでしようね
でも笑いはやたらと笑います、はまると抜け出せなくて、人前だと気分を変えるのに大変です
はまった笑いは何年でも思い出すと笑えます
安上がりです
映画でも漫画でも嫌いな歌手の授賞式でも泣いてしまいます(←アホ)
それでも、泣いた後はすっきり。涙の力ってすごいですよね。
感動の涙をたくさん流しましょう\(^o^)/
金髪のストレートヘアーにブルーの瞳・・・
まだまだ可愛さの残るマットが堪能できる作品です
脚本でアカデミー賞も取ったのですよ
ここでアップしているお三方は、なぜか皆さんものまねがとてもうまいのです
演技のうまい人って、人間観察が鋭いのでしょうか
観察が即自分の演技の肥やしになり幅を広げるのかもです
偶然ですが、このお三方、一見は全く違う感じですが、意外なところでつながっているようで、ファンである私は、うれしくなっちゃいます
又、私も動物は大好きで「ポチタマ」など動物物は録画をして、お気に入りのところは何度もみたりしています。
動物は心を癒してくれます
キャサリンさんこんにちは。
嘘みたいですが昨夜「グッド・ウィル・ハンティング」を見たところです。
以前BSであったのを録っておいたんですが、
こんな嬉しい偶然ってあるんですね!
キャサリンさんの文章で改めて余韻に浸ることができました。
心が清まるような素敵な映画でした。
マット・デイモンの出世作なんですね。ボーンシリーズしか見ていないので新鮮でした。
私は動物系(笑)で俳優さん方面はよくわからないのですが、大好きな人が出てると映画の見方も変わる(さらに深まる?)でしょうね。