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今、気になること&お気に入り(Favorite)をつらつらと

山本耕史にどっぷり

2009-04-27 11:33:01 | 山本耕史

今、私は寝てもさめても山本耕史さんの毎日
彼が出ている作品を見まくっています
今は2004年のNHK大河ドラマ「新選組!」のDVDにどっぷり
「土方歳三」を演じている、山本耕史さんの素晴らしさに感服しまくりである
ところで、好きになったら自分の物にしたくなってしまう何時ものパターンで、
「陽炎の辻」の1・2を購入してしまいました


これはパート2の方です最終回では号泣をしてしまいました
結ばれることのない縁の切なさに涙が止まりませんでした

 
坂崎磐音                           奈緒

豊後関前藩の藩士であった坂崎磐音と竹馬の友であった、琴平と慎之介たち若者の藩政改革を恐れた国家老の陰謀により、琴平が慎之介を切る事態におちいり、その琴平を成敗するべく、上意討ちの命が、磐音に下る
そして、琴平と死闘の末、殺めるという惨劇が起きる
そのため、琴平、慎之介の家は廃絶となり、琴平の妹奈緒との婚礼を控えていた磐音は結婚をあきらめ、藩命とはいえ、友を切った事実に全てを捨て、3年間江戸勤番で暮らした、江戸へ一人、浪々の身となって出てくる・・所から物語が始まる

藩命を受け、奈緒の兄琴平を上意討ちすることになった磐音は、凄腕の琴平と戦うため、死を覚悟し、奈緒に別れをするシーン
その後、益々権力を我が物にする国家老の策略で、磐音の父(中老職)に濡れ衣を着せ、切腹に追い込もうとしていることを知る
又、自分達に起きた悪夢が、実は国家老の策略だったことを、江戸に住む藩の仲間から聞かされ、愕然とする磐音は、藩政を正そうとしている目付けの頼みを聞き入れ
国元に帰る
しかし、藩の掃除が終わり、父を救った磐音に届いた奈緒の身に起きたことを聞いた磐音は愕然とする
困窮の中、父の病気で、奈緒はやむなく決心をし、  身売りをしたのである
奈緒を助けるべく、奈緒を追って長崎へ、すると、一足早く博多へそして次は京へと、売られて行く、その間も、奈緒の金額は800両までになっていた
そしていよいよ、江戸の吉原に1000両で売られたことを知り、江戸へ戻ってきた
磐音が奈緒の居場所を探し当てた時は、江戸でも一、二の廓へ売られ、1200両の金額になっていた
居場所を探しあてたとて、すでにどうにもならない金子に、磐音はこの江戸に留まり、奈緒を密かに見守って生きていこうと心を決めるのであった
 
そして月日が流れ、ある日吉原の会所から呼び出され、奈緒が数千両で、出羽の紅花商人に見受けされることになったと知らされる
妾でなく内儀として、磐音は複雑な思いだが、奈緒が幸せになるならと喜ぶ
廓のおかみから会いたいと言われ、通された部屋で待つ磐音
隣の部屋に人の気配を感じ「おかみ殿か?」と問いかけると返ってきた声は
「お懐かしゅうございます」と奈緒の声
思いもしなかった吉原のはからいに、言葉もない磐音
障子の向こうには、奈緒が・・・
藩を出た日から胸の奥にしまいこみ、自ら自分に科した苦しみと
背負った苦しみと悲しみが、奈緒と言葉を交わすうち、涙となってあふれ出る
 

奈緒が売られ売られて、転々とするさなか、白扇に書き残した心の歌
「風に問う わが夫はいずこ 実南天」
白扇には雪の中ひっそりとたたずむ女性の淋しげな姿の絵も描かれていた
その歌を口にする磐音の目からはとめどなく涙が流れ、言葉に詰まる
思わず障子を開けようとする奈緒に、磐音は心を鬼にして叫んだ
「開けてはならぬ!我らは、子供の頃から、別々の道を歩む定めだったのだ」と

磐音の言葉に障子の前で泣き崩れる奈緒


いよいよ、吉原最後の花魁道中の奈緒
波乱にとんだ人生を全て胸に秘め、鬼気迫る妖艶な美しさの表情が胸に迫る

奈緒に袖にされた男が、身請けを阻もうとするのを未然に防いだ磐音は
奈緒の側に立つ紅花商人を見て驚く、磐音によく似ているのである(二役)
奈緒が身請けを承諾した訳が・・・・
自らの手で、幼い頃からの夢をつぶしてしまったこと
藩命とは言え、竹馬の友であり、許婚の兄を殺めてしまったこと
それらのために、奈緒に背負わずとも良い苦労を背負わせてしまったこと
磐音が始めてあかす心の内、障子を開けたとしても、
今の自分には奈緒を幸せにはできない
また、何千両も支払い、苦界から奈緒を救い出し、妾でなく内儀に迎えるという、誠実な紅花商人を裏切ることなどできなかった
磐音にできるのは、難儀を取り除き、無事出羽の国へ旅立たせてやることだった


奈緒が残した「風に問う わが夫はいずこ 実南天」の白扇を
磐音は奈緒の夫となった彼に渡し、奈緒の行く末を託す

 
                                おこん

傷心を抱え、生活のあてもなく江戸に出てきた磐音を、4年もの間、奈緒とのいきさつを知りつつ、一途に支え続けたおこんの存在が、気づかぬうちに磐音の心を占めていた
奈緒が幸せにならなければ、それにも気づかなかった磐音であったが、奈緒の幸せへの旅立ちを見届けた磐音は、おこんの元に行き、自分の本当の気持ちを打ち明ける

傷心を内に秘め、多くを語らず、明るく生きる磐音、恩を受けた人には、精神誠意、恩で返す、誠実さ、やさしすぎるくらいやさしく、全てのことを受け入れようとする
その上、剣の腕は天才的で頼りになる
こんな人いたら、ほとんどの人がほれると思いますね
磐音のために、何かしてあげたくなりますね
私も何かしてあげたいです

今「陽炎の辻~3」が土曜 7:30~放映中、よろしければ、ご覧あれ





 

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いいですよね~~! (ミマン)
2009-04-29 04:25:31
キャサリンさん、おはようございます。
お~~、山本耕史さんに、どっぷりの日々ですね。
いいですよね~~!
お互いに、日々の生活に追われなくなった年齢となりましたので、
いかに、夢中になれるものと、上手に付き合って、
毎日を明るく楽しく過ごすかが、大切になりました。
玄関前の花壇、素敵ですね。
確かに、造花と違って、生のお花はその姿を変えていきますので、
きれいな状態に保つのは大変です。
返信する
ミマンさんおはようございます (キャサリン)
2009-04-29 07:14:56
はぁ~い、幸せです
見ても、見ても見飽きなくって、困っています
若いっていーですね
返信する
Unknown (バルおばさん)
2009-04-29 13:15:19
主人が佐伯泰央の大ファンなので、毎週真剣に
見てますよ。
うっかり奈緒さんの嫁ぐシーンを見逃したので、ここで映像で見られてラッキーでした。
山本耕史さんはほんと美しい顔立ちですね~♪
返信する
バルおばさんいらっしゃいませ (キャサリン)
2009-04-29 16:49:01
私も時代劇が大好きなので、「密命」や「酔いどれ小藤次」なども読んでいます
特にこの「居眠り磐音 江戸双紙」はすごく面白くって、今3度目の読書に入っています
何度読んでも面白いです
ベストセラーになるのも、テレビで放映されるのもうなずけます
その上、美形の山本耕史さんが演じているのですから、もうたまりません ハイ
返信する
Unknown ()
2009-04-29 17:08:20
以前の「陽炎の辻」は見ていなかったので
ここでストーリーも詳しく教えていただいて内容がわかりました

夢中になれるものがあるって良いですよね。
毎日も楽しくウキウキします。

わたしもしあわせ気分になってきましたよ
返信する
花さん今日は (キャサリン)
2009-04-30 10:52:58
すみませんねぇ~
お付き合い頂いてしまって
今は頭の中がですから、お許しください
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恋する乙女心ね (ケセラセラ子)
2009-04-30 11:32:15
私は今、クリント・イーストウッドに夢中です。熱しやすくさめやすい私ですので、観た映画ですぐに影響されてしまいます。
でも、誰かを好きでいるのって素敵ですよね。
いつまでも恋する乙女で\(^▽^)/
返信する
ケセラセラ子さんこんばんわ (キャサリン)
2009-04-30 19:08:53
心強いお言葉ありがとうございます
私も熱しやすくさめやすいのです
今は誰が何を言ってもだめです
自分でもどうにもなりません
現実の人を好きにならないのが救いです
でも現実の人は絶対に好きにはならない自信はあります
主人と西田敏行さんは別として、私かなりの面食いですから ムフフ
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