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大丈夫か日本? その二

2015-05-02 10:37:32 | その他

 またまた、聞きたくないことを聞いてしまった

ある町工場が廃業宣言をしたところ、たちどころに在庫がなくなり

追加注文をしてもなかなか品が入ってこないという、異常事態になった

その品とは『チョーク』誰もが知る、あの黒板に書くチョークである

まず、なぜ廃業をすることになったかと言うと、社長が病気になったこと

そして、後継者がいないことだとおっしゃっている

最も、廃業宣言をするまでは、年々注文も減り苦しい状況だった

ネット化かなんか知らないが、日本の学校でチョークの需要が減りつつあるとか・・

でかいタブレットを使って授業をしている映像が写っていた

しかし、廃業を知った外国から、それは大変!と『トン』単位で注文が殺到

そのため、品切れ状態になっているのだ

外国の需要の一つは、アメリカのある大学の教授達、特に数学者達は大変とばかりに

慌てて大量に注文、ある天才数学者は15年分の備蓄をしていた

彼から廃業を聞いた他の教授たちもこぞって注文したため『トン』になったらしい

その数学者がおっしゃるには、この町工場が作るチョークでないとダメだとおっしゃる

なぜなら、ドラマなどで一度ぐらい目にされたこともあるかと思うが、天才学者が

訳の分からない数式を黒板いっぱいに書きなぐる様や、黒板に書かれた数式を見ながら

侃侃諤諤と議論をする様等・・・

その数学者がおっしゃるには、この町工場のチョークは硬いのに滑らかだが

ひっかからないし、とにかく折れない素晴らしいチョークと絶賛

アメリカのチョークは力を入れるとポキポキ折れてしまい、そのたびに思考が中断

されてしまうため使えないとのこと

又韓国からは工場の設備一式を買いたいと、ある塾講師が訪れていた

韓国は空前の受験国、塾講師は生徒から1年ごとの評価があり、評価が悪いと

首になるほどの過熱ぶり・・・

そしてチョークは不可欠の物であり、この町工場のチョークでないと講師として

勝ち残っていけないと言う

でこの韓国の講師は廃業を聞き考えた、塾を辞め自分がこのチョークを作り

国内はもちろん海外への売り込みをしようと・・・

既に韓国に工場も建て設備が日本から来るのを待つのみとなっていた

そんな素晴らしいチョークを作る設備は、食べ物を作る機械が使われ、材料には

社長の試行錯誤の末たどり着いたこだわりの物が入れられていた

しかし、時すでに遅し韓国に設備一式と作り方が譲り渡されてしまったのだ

あぁぁ~なんてことだ

「和風総本家」で見る「MaDe in Japan」で頑張っている町工場が

色々あるのに、何とかならなかったのだろうか・・・

番組の最後にこの製法を取り入れてチョークを作ろうと、他の工場が動きだした

らしいとの声が聞こえたのが、せめてもの慰めになったかなぁ~ 

さみしいなぁ~日本 

 

 「川の中の日本」 色んなものが流れていくよぉぉぉ~

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