『熊本・菊池伝説殺人事件』
これも旅行で菊池渓谷や神社へ行ったことを思い出した
夢破れて全国に散って行った、菊池一族が年に一度、東京に集結する
という話は以前小耳に挟んだことがある
ドラマでは地元に集結する話なのだが、こちらの方が私としては頷ける
「ips細胞」なるものが現実になったご時世ではあっても、いまだに「本家」「分家」などと
言う言葉は健在
脈々と受け継がれ、守られて行く過程の元結のようなものかなぁ~
ストーリーは菊池一族の本家の娘と、先祖が菊池家の名を騙り、悪行を
繰り返した末裔の息子との恋愛が引き起こす、「ロミ&ジュリ」の世界
前回の「化生の海」での孤児は、ルーツを抹消されたゆえに、ルーツへの渇望が
引き起こす悲劇であった
今回はルーツがあるがゆえに引き起こされる悲劇
ルーツに操られてしまったってことでしようか
しかし、光彦によって解き明かされて見ると、結局は人間の私利私欲が根幹
私も含め、懲りない面々ってことでしようか
ところで、今回のヒロインは私好みではありませんでした、はっきし言って
ヒロインが出てくると、ず~とイライラと不愉快な気分に・・・
芝居が下手なのか、なんだかわかりませんけどね
光彦く~ん手を貸す相手を選んでもいいんでないの?
もっとも、頼んできたのは、本家総帥のおじいさんだったからしょうがないか
その方の作品「二号」
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