〔陽炎の辻〕

その前に、覚悟はしていたが『釣りバカ日誌』が終わってしまいます

淋しいの一語に尽きるなぁ～

 

気分一新

４／１８（土）から始まる『陽炎の辻～３～』

今、ＢＳで１・２を再放送中

以前、このシリーズの本を全部持っていて、とても面白いとブログに書いたことがある
テレビはテレビ用に少々＋－があるが、本とは違った楽しさがある
なんと言っても、今、夢中の山本耕史が主演しているからである
プロローグとして主人公の坂崎磐音（山本耕史）が、何ゆえ江戸で、浪人暮らしをするに至ったか・・・
豊後関前藩に緊迫した財政難の改革を胸に、江戸より国元に戻った３人の若者を襲った惨事は、一瞬にして人生を変えてしまった
坂崎磐音（さかざき　いわね）を含む三人は、竹馬の友であった
ところが、妻帯者の友が、叔父のつまらぬたわごとにまどわされ、妻を殺害
それを知った妻の兄であり竹馬の友が、言い争ううち、切りあいになり、兄が切ってしまう
また、友をそそのかした叔父も切ってしまう
逆上した彼は、うわさの原因をつくった上役の子弟も切ってしまった
もはや助ける道なしということで、磐音に切れとの藩命が下される
剣の良きライバルであった友と、死闘を繰り広げ、磐音は一命をとりとめた
しかし、それは祝言を目前にしていた許婚（奈緒）の兄であった
許婚を国元において藩を離脱した磐音は、事の前に３年間いた江戸に出て、浪人となり、ひっそりと暮らす生き方を選んだ
不運とあきらめ、辛さ、切なさを胸に秘めたまま、誠実に、他人を思いやり、明るく生きる坂崎磐音と関わりを持った人々は、彼に引かれていく

肩に残る傷跡を仕事先の奥女中「おこん」に見られ、事の次第を話すことに
あまりの悲しい出来事に涙を流しながらおこんは磐音に聞く
「どうして、手に手を取って、一緒に江戸へ出てこなかったの！？」と
じっとおこんを見つめる磐音「それがしは、奈緒の兄を切った男だ」
要するに、竹馬の友であり、許婚の兄であった親友を、藩命とはいえ切ったのだ
わぁ～んわぁ～ん 

山本耕史の表情がいい　こんな表情を見せられると、もうメロメロです

江戸一の両替商「今津屋」の用心棒として働く磐音

あるときは番頭となって、借金の取立ての用心棒に

　

あるときは、今津屋の店先に、金を脅し取ろうとするやからが押し寄せた時
「直心影流の目録」を持つ腕前で、鮮やかに狼藉をはたらくやからを倒していく
この人は、目の表情がとてもいい
流し目というのだろうか、Ａ地点からＢ地点へ視線を動かす時、微妙な視線の動きをする
たとえば、正面の視線を隣の人に向けるとき、一旦下に視線を向けておいて隣の人を見る（その場の内容によって、違うが・・）というようにである
大きな瞳でそれをするので、かなりインパクトがあるなぁ～
本を読んで熟知していても、やはり磐音の苦悩や、笑顔や剣術の場面などは画面で見るほうが、面白い
明日も楽しみです