過日BSで懐かしい映画を見た。
「イルマーレ」2006年作品、この映画は韓国映画のリメイクとして作られた。
ただし、韓国版(は、見ていない)と大きく違うのは、最後のところと聞いている。
映画館でも、DVDでも見ているので、ストーリーは覚えている
主演は12年ぶりの共演となるキアヌ・リーブスと
サンドラ・ブロック
12年前の1994年に時限爆弾を抱え、猛スピードで疾走するバスの乗客を救うSW
AT隊員の活躍を描いたノンストップ・アクション大作「スピード」で共演
キアヌはまだ29歳で彼の出世作、バリバリの正統派二枚目です。
今もハンサムですが、やはり年には逆らえないですね
今回はアクションではなく、ラブストーリー、大人のラブストーリーです
泣けました
《ストーリー》
建築家の彼は、やはり建築家として有名な父の、家庭を顧みない行動とそんな夫に耐え切れず家を出た母を亡くし深く傷ついている。
何とか自分を取り戻そうと、昔、父が最初に立てた湖上に立つ、ガラス張りの家に引っ越して来た。
そこから不思議なことがおこり始める。
ポストに入れられていた、前人者の伝言を見て不思議に思う彼。
なぜなら、彼が越してくるまでの長い間、空家だったからだ
その上伝言には「犬の足跡は、自分が越して来たときにはすでに付いていた。又、屋根裏の箱も既にあったものだ」と書かれていた。
そして、住所変更は届けているが、もしまだ配達されたら、この住所へ転送してほしい」となっていた。
家までの桟橋に犬の足跡などなく、屋根裏に箱もなかった、又、彼女が転送先と書いていた場所へ行って見ると、マンションの建設予定地の看板があるだけだった。
2/14のバレンタインデーの日、ある広場で母と会っている医者の彼女の目の前で、交通事故がおこり巻き込まれた男性が、彼女の手当てもむなしく死んでしまいます。自分の無力に落ちこみ、大好きだった湖上の家を見に行き、何気なくポストを覗き、伝言の手紙の返事が入っているのを見つけ、そこから二人の奇妙で不思議な時空を超えた文通が始まります。
彼女のいる時は2006年、彼のいる時は2004年
彼の父の死が彼の心に火をつけ彼女と会うため、超人気で予約無しでは食事ができないレストラン「イルマーレ」に二年後の予約を入れます。
しかし、彼は現れませんでした。傷心の彼女はやはり次元を超えて合えるわけがない、これは夢だったのだとあきらめようとします。
そんなある日、彼女は家探しで訪れた建築家の事務所であの湖上の家の絵を見つけます。事務所の建築家は彼の弟だったのだ。彼女は連絡を取りたいというが、弟の顔が悲しみに曇り「兄は2年前の今日(2/14)交通事故で亡くなりました」と告げます。みるみる涙があふれ、泣き出しそうになりながら、ふと彼女は「どこで」と聞きます
湖上の家に必死の思いで車を飛ばし駆けつけた彼女は、祈る思いで、ポストにメモを投げ入れ、泣き崩れます。
自分を探しに来たため、彼が事故に巻き込まれてしまったことを知ったのだ
そして「イルマーレ」に来られなかったことを・・・
郵便が入っている印の赤旗を立て、見つめる彼女
彼女が見つめる前で、赤旗が・・・
彼女の祈りが届き、メモを読んだ彼が・・・・
ここで始めて二人の時が同じ時となった瞬間よかった
この物語の中で時空を結びつけた不思議なポスト以外に、メスなのに「ジャック」とい
う名前の犬が出てきます。
この犬を二人が不思議なことに飼う。
彼の元に自分からやってきたジャックは住み付きます
彼女との文通で、どうやら同じ犬を飼っていることに気付きます
仰向けで寝るジャック、すごく芸達者です
大型犬ですが、雑種でしようか?始めて見る毛並みです
すんごく可愛いです
彼女と「チェス」をするジャック
どれにするといわれ・・・
これっ!と手(前足で)でさすジャック
ほんと?って感じの表情で、彼女を見るジャック
「うん」とうなづく彼女に合わせて「うん」とうなづくジャック
ちょっと、にっこりしているような横顔です
このワンちゃんがポスト以外で二人を偶然にあわす手伝いをします
とっても芸達者な可愛くて、賢いワンちゃんでした
こんな犬だったらほしいです
最後がハッピーエンドでよかったです。韓国版はそうではないようですが。
ただ、未来を変えてしまったけれど、い~のかなぁ~なんて思ったりもしましたが、
二人を結びつけるようにした不思議な力=神さまの気まぐれだったのだと解釈。
心がしっとりするストーリーの映画でした
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