ノーベル平和賞受賞

２０２４年『日本原水爆被害者団体協議会』が【ノーベル平和賞】を受賞😝 

耳に入って来た時　ノミネート(?)されてることも知らなかったので　

えっ?！　どゆこと？　って感じだった

まさかノーベル賞受賞とは・・・😕 

こんなこと言ったら怒られそうですが　世界事情ゆえでしょうか😓 

だからか　原爆に関する番組が少しだけど増えた気がする

終戦から７９年　体内被爆でも７９歳ですから　生の証言は益々減少です

近頃　そんな番組を見た中　強く心に残ったのを　ちょっとアップ！

原爆に関しての取材を精力的にする　若い女性記者の処に　ある女性から

お手紙が届く

内容は「どうぞ　私を取材していただけませんか？」というもの

当時　早速取材が行われたのは言うまでもない

今回の放送はその後　戦前・戦後　残っている白黒写真にデジタルで

色をつけカラーにするため施設に入所されているその女性を訪れる

その女性は現在９７歳　上品な面持ちだし　話される言葉も

私のように下品でなく　実に上品です😝 

記者が施設を訪ねた時　ベッドで新聞を読まれていた

体も今の処どこか患っていらっしゃる風もなく　私よりすっくとベッドから

起き上がられるでは有馬温泉😯 

そんな女性が以前記者に戦前・戦中・戦後を語った中から・・・

彼女は女学校を卒業後　洋裁学校へ・・・

その２年の時縁談があった　お相手は９歳年上の【陸軍将校】

彼女は言います「当時　女学生の間では【将校熱】と言うのが　流行って

いた　憧れっていうのでしょうか😝 」と恥じらうように・・・

１９４４年一時帰還していた彼とお見合い　後の夫となる

しかし　新婚生活もたった１週間で終わり　夫は戦地へ・・

そして　運命の日１９４５年８月６日　町内会で建物そかいに駆り出され

爆心地から1.5Km地点で被爆　彼女は右半身を被爆し　右手は焼けただれ

皮膚が垂れ下がり　顔は赤くただれて腫れあがり　父親がリアカーを引いて

探しあててくれた時は　あまりの変わりように　何度も名を呼び　確認する父

その後リアカーに乗せて連れて帰ってくれたとの事

今でも彼女の右手は指が奇妙に曲がりくっついており　顔の右側には

その時のケロイドの後が　残っている

戦後無事に　戻って来た夫に彼女の父が言ったそうです

「娘は原爆で見苦しい姿になってしまいました　どうぞ離縁してやって

ください」すると　彼は「戦地で手や足を失っても　元気で帰ったら妻に

面倒を見てもらおうと　心の支えとして戦ってきた　内地が戦場になって

妻が傷ついたと言っても　離婚はできません」ときっぱり言われたそうです

私は😭 ました　いい人だぁ～😭 

しかし　どこにでもいるもんです　今も昔も　ほんとに【心がない人】

ある日　子を背負い歩いていると道で出会った若者達が言ったそうです

「あんなんでも(顔のケロイドの事)子供を産んだんでぇ」・・・と屈辱に

彼女は泣きながら実家へ行ったそうです

今の彼女はケロイドが少しは残っているものの　とても素敵なおばぁ～ちゃま

でしたね

結婚の写真もカラーに変わり　今は他界されたご主人のきりりとした軍服姿と

晴れやかな着物に包まれた彼女の姿がありました

良く聞くのは　被爆者は語りたがらないということ

私の母も１度か２度ちょっと話ただけ　だから私はテレビで見ることで

そーだったんだと知る

確かに　嫌な出来事は思い出したくないものです

でも　原爆に関しては　知ってることはなんでも話して　後世に伝えて

行かないといけないとの考えから　彼女も意を決して若い記者に

語ることを決められたのでしょうね😔