問題や課題が発生したとき、「その問題の原因はなんだろうか?」というように、「仮説」を立てるのが好きです。
ロジカルシンキングなどの本を読んだことも影響しているのかもしれませんが、自分のアタマで考えるのが好きなんだと思います。
ある日、改善した方が良いと思われる事項をみつけたので、関係者と話をしました。
僕はいつものように、仮説を話します。
すると、「そうかなぁ」と、僕の案には同意できないようです。
仮説なので、人によって仮説を立てる内容が違うのは当然です。
「では、どのようなお考えですか?」と聞いてみると、「わからない」といいます。
「それでは、僕の意見(仮説)どういう点に納得をされないのでしょうか?」と聞いても、「なんとなく」という回答でした。
なんとなくというのは「野生のカン」かもしれません。(笑)
「もっと調査が必要なのではないか?」といいます。
そうかもしれません。
ここで仮説です。
「いま、情報が氾濫し、そして容易にアクセスできる状況にある。そのため情報が限定されている状況で仮説を立てることができなくなっているのではないか。」ということです。
「テレビ、新聞、インターネットの情報源とされるほとんどのモノが情報をバンバン送ってきて、それを見ていると自分の考える時間がなく、そして考える必要すらなくなってしまったのではないか」ということです。
いまある情報源のほとんどに、他者の意見で締めくくられていて、それを自分の意見として吸収してしまうのではないでしょうか。
情報を集めるだけ集めて、それを活用することができなくなっているのです。
一般的な話題ではない内容だと、仮説を立てることすらしなくなっている(できなくなっている)のかもしれません。
「あれ、なんかこの内容、どこかで読んだ本のようだなぁ」と思い、最近読んだ本を見てみました。
この本は、「仕事術」とありますが、たんなる
HACK(ちょっとした工夫)ではなく、大人のためのロジカルシンキングが書かれています。
僕も「本のうけうり?」。
もしかしたら、他の人からみると僕もまだ情報を使いこなしていないのかもしれないと考え、もっと自分の考えを持ちたいと思います。
情報はいくらでも手に入ります。
そして誰でも手に入るのです。
年齢や経験はカンケイないのです。
これからは、情報を活用し
PDCAをきちんとまわしていけることが求められていると思います。
さまざまな本に、「PDCAを・・・」と書いてあるのは、できていない人が多いからだと思います。
僕もまだ未熟だと思います。
どんどんアタマを使って考え、そして実行し、評価、検証を行い改善していきます。