風に誘われて

自然に焦がれつつも体力が付いて行かない今日この頃。

行き道と帰り道

2008-05-30 | 山の植物
私達が九重に行く時よく通る道の一つに大分県の院内(いんない)から安心院(あじむ)を通り塚原高原を由布岳に抜ける道があります。
何時もいろんな山野草に出会えるそれはそれは楽しい道なのですが、今回はニシキウツギの多さに驚かされました。
まるで植栽されたかのように道の両側は赤白ピンクの花に彩られていました。
満開時に通った事が無かったので新しい発見で嬉しくなりました。

バイパスから外れアフリカンサファリに向かって標高が上がり高原を走るに従って終わりかけて赤い色が多かった花が、段々ピンクと白の淡い色に変わっていきます。


ニシキウツギ【二色空木】 すいかずら科

山地に生える落葉低木で樹高は2~3メートル。初夏に葉腋に先が
5裂した漏斗状の花を付ける。
白いつぼみが開き、のちに赤くなって散るジワジワ変わっていくその様がいっぱいいっぱい見られました。



                     
道端の足元にはホウチャクソウやギンランが普通に咲いていました。
何だか嬉しくなってしまいます。



コツクバネウツギ【小衝羽根空木】 スイカズラ科





森の中では

終わりかけのユキザサ



コクワガタ【小鍬形】 ごまのはぐさ科

草丈10センチ程度の多年草、登山道の足元に咲いてました。
撮影には・・・苦労します。





帰り道は何時もと違う道を走りました。そしたらまたまた道端でこんな子達と出会いました。


ギンリョウソウ【銀竜草】 いちやくそう科

腐生植物ですね。相方さんはあまり興味を示しません。
でも私は履き替えたサンダルをまた運動靴に替えて法面にへばりつきました。



ウロウロしていたら反対側を見ていた相方さんから「来てん!」と呼ばれキンラン発見。
「ここに住む人達が羨ましいわ」
と思わず呟いたら
「蛇やむかでを怖がらんかったら住めるぞ」
なんて意地悪な返事を返されました。


独り言やって。。。


そんなこんなで行きも帰りも森も何処も彼処も満足な一日でした。おわり

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4 コメント

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こんばんは♪ ()
2008-05-30 16:38:48
此処に住みたい人手をあげて!
は~い、ハイ、ハイ!
そんなに何回も言わんでも分かります。
蛇もムカデも怖くない。。。けんどカエルはいややねえ。

キンランもギンランも立派やねえ。
こっちではウツギの群生はあるけんど、ニシキウツギはないねえ。

ギンリョウソウ、風の山ではそろそろ終わりかけています。相方さんのお気に召さざったようですが、ほんまはもう脛が痛うてしんどいがやなかったろうかと心配しちょります。
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 おはよ~! (箱庭)
2008-05-31 06:17:18
カエルが苦手な風さんへ

主要道路を外れてのんびりと地元の町道?みたいな所を走ると、民家の見える山道の脇に普通に咲いている。帰り道に見たキンランはほんまにそんな感じで咲いてました。
地元の人にとっては当たり前の風景なんやろう
ね。(羨ましいこと!)

かくし水の辺りをうろついて、下る時の足取りがやっぱり普通やなかった。その後、山眺めながらゆっくり温泉に浸かってもらって帰ったんやけど、風さんが言うとおり膝の調子は決して良くはないみたい。

明日は九重山の山開き。本人さんは行く気でいたはるけど、毎年恒例の「扇が鼻」までの登山も何処まで行けるか分からんね。
一度痛めると早々にはようならん。一番焦ってはるのも本人やからあんまり言いたくないし。。。(ちょっと気も使うこの頃ですよ。)
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巳年 ()
2008-06-01 22:27:19
ちょっと体調不良で、しばらく休養してました。
もっとも、三日間ですが・・(笑)

わたしは巳年ですが、長い物は苦手で・・
でも、こんなきれいな花なら、そこは我慢できそうです。
ホウチャクソウの花が雨露に濡れて、
素敵な画像となりました。
ギンリョウソウも見事な白色ですね。
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春さんへ (箱庭)
2008-06-02 07:23:06
ぶらり旅に出られているのかと思ってましたら、休養でしたか。。
もういいのですか?

春さんも長いの苦手ですか。って北の大地にも長いの居ますか?
アッ!それより熊、が出ますよね。
自然と友達になろうとすると克服しなくてはならない物も増えるんですよね。
私のバカチョンルミックスでは接写するには被写体にくっつかなければいけないので、先見隊長の相方さんとステッキは手放せませんです。笑
そんな(影の)努力のおかげでこの写真も写せました。
私の大好きな写真をいっぱい写される(最近では「座る人の居ないベンチ」とか)春さんに褒めてもらってうれしい!!
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