真っ青な空に太陽がギラギラ輝くお昼時。
南部鉄の古臭い風鈴が時々「リンッ」と鳴ったそうです。
『あんまり暑かったんでおなか擦りもって「早よ出てきぃ」てゆうたわ』
母から聞かされた私の誕生の時。
「おかあちゃん、まだ生まれへんの?」
5歳違いの姉が何度も何度も聞いたそうです。
母、39歳の夏。
『恥じかきっ子』ってことばがありましたよね。
子供の頃、何処でだか忘れましたが言われ . . . 本文を読む
オオカモメヅル(ががいも科)
丘陵、山地の林内に生える蔓性多年草。
茎は細長くわずかに毛がある。暗紫の花は4~5ミリで五深裂。
山を歩くとやたらと小さい色物が目に入ります。
それだけキョロキョロしている訳でもないのですが・・
これは湿地の縁の草むらで見つけました。
周りにはヤマラッキョの蕾やコバギボウシの蕾でいっぱいでした。
オオカモメヅルの葉は「渡り蝶」アサギマダラの幼虫の食 . . . 本文を読む
タデ原湿原で見られました。
去年も見ていたのかも知れませんがその名を確認したのは今回が初めてでした。
ブログを始めたおかげで、野の花の写真を写すだけでなくその名前を調べる作業が増えました。
苦労もしますが楽しくも有ります。
ただ時間がかかるので家事仕事がかなり疎かになっています。
そのうち相方さんにも怒られるかも知れません。(×_×)
ミズチドリ(らん科)
花には良い香りがあり、「 . . . 本文を読む
ヒゴタイは『平江帯』とか『肥後躰』とも書かれます。
国内には主に九州の高地の草原に分布し
列島が大陸と陸続きだった氷河期の残存植物だそうです。
ここは九重、泉水山の裾野です。
今年は例年になくヒゴタイの姿が多く見られました。
何年か前には、全てのヒゴタイの傍に「採らないで下さい!!」
と言う主旨の立て札が立てられていました。
草原開発や盗掘で激減している野草のひとつです。 . . . 本文を読む
またまた雨の男池です。
それでも大好きな癒されの場。
九重に来たら外せません(笑)
合羽着てカメラをかばいつつ歩きました。
阿蘇野川に架かる新しい男池橋
ここは黒岳の裾野。
一歩踏み込めば手付かずの自然の森が・・・
遊歩道の周りでは今春の工事の後にもめげずに
植物が芽吹き、
ウバユリも其処此処で咲き始めていました。
モミジガサ(きく科コウモリソウ属)
雨ヶ池 . . . 本文を読む
今から思えば梅雨の中休みのような一日だったんですね。
日が差し込んだと思ったらいきなり雲が走ったり
でも吹き抜ける風がさすが1000mを越える標高では心地よく
下界の蒸し暑さとは無縁の世界で汗も出ません。
風に揺れる湿原入り口
ぐるり廻れば1.3キロはある木道です。
(いつも私の前を行く相方さんがアクセント???)
ヒメユリ(ゆり科)
草丈30cm位、花の大きさが5cm位の小さなユ . . . 本文を読む
登山道から自然研究路を経てタデ湿原に差し掛かったところで
出逢った生き物たちです。
ノアザミは人気者!!
アサギマダラ・・ですよね。
モンシロチョウ
もう花は終わっているのに・・・
動きがゆっくり
ヒラヒラ飛んでゆったり止まる
羽が透き通って綺麗。
思わず私もひとやすみ。。。 . . . 本文を読む
久し振りの九重です。
今日は風の強い一日でした。
それでも山の空気を思いっきり吸って来ました。
山の香りをいっぱい頂きました。
長者原から雨ヶ池まで2時間かけて歩きました。
タデ湿原を抜けて
山の香りに誘われて
木漏れ日に包まれて
林の中は山紫陽花(ヤマアジサイ)の群落が迎えてくれます。
あじさいのブルーが周りの空気まで染めてしまいそうです。
平地で雨に打たれる豪華な . . . 本文を読む