KYOKUKENZO'S WORKSHOP 2024

「道」は自ら切り開くもの。
他人の後追いは「道」にあらず。

むかしの菜譜。

2022年12月31日 | 中華料理
本日「大つごもり」。

締めくくりに
札幌グランドホテル
地下中華食堂の菜譜を
紹介させていただきます。
(kyokukenzo所蔵)

昭和30年代の
ものと思われます。

先代から聞いた話では
当時のグランドホテルは
3階と地下に中華があり

地下中華は比較的
大衆的とのことでした。

それにしても

クラゲ酢物(拌海月)200円
鴨卵の漬物(松花彩蛋)200円
海老スープ(蝦仁湯)100円
五目焼そば(什錦炒麺)150円
ラーメン(拉麺)100円
玉子肉炒めご飯(炒飯)100円


大衆的とはいえこの価格。

蟹野菜玉子焼(芙蓉蟹)200円
鶏肉白身から揚(塊炸鶏)200円
豚肉貝野菜旨煮(八宝菜)200円
肉ピーマン炒煮(肉糸青椒)200円
豚肉野菜甘酢煮(古老肉)200円
海老ナマコ旨煮(蝦子海参)200円
焼売(シュウマイ)5ヶ100円
中華マントウ1ヶ50円


今とは
単純に比較できませんが
とても安く感じますね。

八宝菜:豚肉貝野菜旨煮
古老肉:豚肉野菜甘酢煮
表現が何とも微笑ましい。

ずっと見てても飽きません。

👉来年、
私ども晋南貿易は
創業70周年を迎えます。

70年前、最初に
お取引いただいたのが
札幌グランドホテルさま
と社史にありました~。

この菜譜は我が社の宝です。


それではみなさま。

どうぞ
よいお年をお迎えください。
2022/12/31 kyokukenzo
コメント (2)
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