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Mind Feeling0725-4 日曜夜に月昇る

2010年07月25日 22時43分19秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
日曜夜に月が昇ったが、雲に隠されて何だかぱっとしない。
満ち足りた月になろうとしているだろうが、雲に邪魔されては月も困ってしまうだろう。
月は欠ける物だから取り込まれてはならない。その言葉を信じてはいても、忌み嫌う事は出来なかった私は、救い様が無い愚か者。こんなにも綺麗な上に、暗い闇を照らして道を示しているのだから、嫌いにはなれない。
私はここに居るよ、とそっと飾り気なく居てくれることは頼りない話だけれど、総ての物・者の中で何時でも側に立って助けになるものは無い。その上にこれがあれば万事無難に過ごせるというものもない。
助けになる筈の物・者が敵に廻る事さえあるから世の中はせちがらい。それだけ私自身も含めて自分の事で手一杯で他の事や他人の事まで手が回らない現実とどう我々は向き合うべきなのか、私には解らない。
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Mind Feeling0725-3 に、日曜が終わり行くぅ~

2010年07月25日 18時31分28秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
急行特急TH「何つうタイトルつけんたんじゃいっ!あっつけたの私か…汗、で胡麻化すものの日暮が鳴いている夕刻は、切ないですねえ。昨日のひとりカラオケで歌ったFriendの『secret base ~君がくれたもの~』にも似た気持ちに何故かなってしまいますねぇ、括弧ホロリ。明日なんかこなきゃいいのにぃ~」

涼風鈴子「明日は、ブッルゥーマンデーの“Morning on”があるからねぇぇぇ~!忘れんなよ、ヘタレソツネラ!をらこれでも(わさびたっぷり201系おおさかひがし線色柄が入った‘‘うぐいすまんじゅう,,を急行特急THの口にほうり込ませる)食って、叫ぶんだよ、ぅをら、ぅをらっ!」

急行特急TH「うっぎょわぁあぁあぁあぁ~っ」

涼風「以上、Mind Feeling0725-3 に、日曜が終わり行くぅ~、でしたあ~」
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Mind Feeling0725-2 夏空サンデー2

2010年07月25日 15時14分05秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
いきものがかりの『夏空グラフィティ』よろしくの夏空2010。(私は『青春ライン』しかいきものがかりはカラオケでは歌えないが…という話はどうでも良い。)
暑さ、暑さのサマー2010。生命の脈動が最高潮に達する今この時。
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Mind Feeling0725-1 夏空サンデー

2010年07月25日 12時50分42秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
急行特急TH「何という安直なタイトルなんでしょうねぇ。自分でかいてて、そう思うというひとりでボケ・ツッコミまショーというテレビ番組のコーナー名みたいですが、アダシの頭ん中なんて所詮そんなもんよ、な゛んがも゛んぐあ゛っかーっ!括弧涼風叫び。ワンパターン劇場ですねぇ、ワンパターン劇場ですねぇ、ワンパターン劇場ですねぇっ!(ハリセンを打ち付ける効果音)さっハリセンが飛びましたところで、トーク時間一杯となりました。両者睨み合う、のこった、のこった…と相撲の実況やってみましたが、う~む、私じゃ迫力がたらねーですね。アッヒャヒャヒャヒャヒャ~」

謎「兄さん、日曜の昼間っからハイだね。何か良い事あったんかい?(アイス生クリームたっぷりパイをちらつかせる)」

急行特急TH「うぬっ何奴!?京急新子安括弧殴、いや関係ない、くせ者だ、出合えっ、出合えっ!出合えっ!!(草履の足音効果音)この怪しげなくろずきんを叩き切れっ!(有名時代劇殺陣シーンテーマ曲)」

くろずきん「あ゛ーあ゛っ、何だよこのヘタレソツネラ台本はよっ」

急行特急TH「その声はっ!?」

涼風鈴子「(頭巾を脱ぐ)あたしはだよ~。涼風鈴子だよーっ、Morning onだよーっ!忘れんなよぉーっ」

急行特急TH「暇ですね、ネタ切れですねぇ、何しに出て来たんですか?しかも“Morning on”は明日だしねぇ。今日はやんねーし」

涼風「ケチ臭い事4の5の6の7の(息継ぎの間)8の9の10の11の12の言わないの。お約束なんですから」

急行特急TH「それはそーと涼風さん、生アイスクリームたっぷりパイが溶けだしてまっせ」

涼風「あ゛あ゛っ!おまえのせーじゃねーかぁーっ!(エコーと共に生アイスクリームたっぷりパイを急行特急THにぶん投げる)」

(夏空サンデー 完)
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ある友人との話 パート4

2010年07月25日 11時40分52秒 | 物語・小説
『ある友人との話 パート4』

 ――人間は時に説明のつかない行動に出てしまう事がある――
 1度読み終えた本をもう1度読んで見て、芝浦 海はそう感じた。
 その本は、いわゆる自叙伝であり、つらつらと過ごしてきた日々の中で作者が感じた事をアレコレ思い出しながら書いている話であるのだが、ある時に決断した1つの事について、作者の言葉を全てまとめてみると、そういう事になる。そんな不可解な話があるか、と思われるだろうが、全てが証明され尽くされぬ中でそれもありだろう、と海は思った。

「説明のつかない行動ですか。なかなか難しい話をされますね」
 ある日、仕事の帰りに付き合いが深くなった浅野泰に、海は自分が考えた話をしてみた。
「人間が完全でない、という、1つの現れ、という感じがしますね。それを追求していくのが我ら人類ではありますが」
 面白い話ですね、と浅野はいつもの暗く穏やかな表情に柔らかさを見せてそう言った。
「私も身に覚えがあるかな…説明のつかない行動に出た事」
 不意に遠くを見るような表情を浅野は浮かべた。
「それは、どんななんですか?」
 触れてはならない領域だろうか、と海はそっと表情をひきつらせた。
「友人付き合いですよ。私の」
 海の予想を翻し、浅野はさらりと言った。
「話すと長いですけど…いつもの店、行きますか?」
 遠慮がちに言う浅野向こうに、この話を聞いて欲しい、という感じを受けたので海は快く承諾した。

「話したところでどうにかなる訳でもないのですが」
 店に入り、席を決め、適当にオーダーして落ち着いた所で浅野が前置きを入れ、話を始めた。
「理由は様様で、1つに特定するのは難しいのですが、突然の音信不通という行動に出るのが私の‘‘説明のつかない行動 ,,と端で見たら他人は思うでしょうね」
 どこか声を震わせて浅野は言う。
「突然の音信不通?」
「はい。これまで何度かやってるんですよ。雲隠れするみたいに、ぷつっと繋ぎ繋がったものを断ち切る。とっていっても、携帯のアドレスを変えるか着信拒否するかしかありませんけど」
 子供みたいな手ですよね、と溜息をついて浅野は言い難くそうに言った時、海は思わず、
「俺じゃあるまいし」
 という言葉を口にしていた。
「えっ?」
 驚いた表情で浅野は海に問いかけてきた。
「いや、俺も、実は今、それやってるんですよ。もう効力はないでしょうけどね」
 過去の話ですよ、と笑いながら言う海の胸はドキつきまくっていた。
「そうですか。それでやってみてどうでした?効き目がない訳はないと思いますが」
 さらに浅野は海に問いかける。
「どうって言われても」
 なんて答えたら良いのだろう、と海は答えに窮した。
「すみません。行き成り言われても困りますよね。では、私の場合をお話致します」
「本当に話して頂けるんですか?」
 そんな話はしないに越したほうが良いのではないか?と海は思う。聞いてみたいという好奇心はあるが。
「ええ、聞いていただけるのであれば」
「では是非」
 怖いもの見たさ、という言葉があるが、今の海の心境はそれだった。
「やってみても、孤独を濃くするだけではありますけれど、開放されたな、という気になりました。結構、孤独が嫌いな性質でしたし1人で居ることは悪だ、と教育されて来た所為もあって、無理に関係を結んでいた事への代償を見た、という感じですね。当然、相手から反感を喰らった事もあります。けれど、多くの場合、割合すんなりと事態を受け入れてくれた場合が殆どでした。私と言う人間はその人から見れば所詮その程度の居ても居なくても関係ない、そんな存在だったんだな、という事が解りました。自分にはそこまで多くの人を相手に出来る程の力が備わっていない、それをまざまざと突きつけられた、そんな感じですね」
 話が長くなってしまいましたけど、とどこかはにかみながら浅野は言う。
「解ります、それ」
 浅野の事情は海が胸の中で秘めているものと同じだった。かつての海の姿と今の海の姿の両方が浅野の話の中、全てに入っていた。
「人は、物や機械ではなく、‘‘感情 ,,という高度な能力を持っている。だからこそ自分にとって、或いは、相手にとって自分が、無理なく受け入れられる存在であるかどうか?或いは自分が相手を無理なく受け入れられる存在であるかどうか?幾らこちらが良い、と言っても‘‘相手が駄目だ ,,と言ったら、絶対的にそれは駄目という事になるという事を理解して居なかった事もあって、無理に相手の扉をこじ開けようとしていた時がありました」
「無理に相手の扉をこじ開ける…ですか?」
 一体、どう言う事なんだろう、という表情をする海に、浅野はさらに話を続けた。
「そう。孤独から逃げる為に、無理に故意に話に相槌打ってみたり、頷いてみたり。悪く言えば、知ったかぶりしてみたり、上っ面だけの良い顔したり、相手に合わせてみたり。人工的な、小手先だけで人間関係を取り繕うような事をする、ってところでしょうか?自分の身の程も知らないままに」
 その浅野の言葉に、海は言葉を失くした。それは、まさに海自身が4~5年前にやっていた事そのものだった。全てを見通され突きつけられたかのよう様だった。
「相手の扉をこじ開けて良い事もあります。必ずしも悪い事ばかりが起こるというものではないですけれど、こちらが求めたいと思う人程、なかなかふり向いてはくれないですね。私のアプローチの仕方が悪いというのもありますけれど。結果的にそれがいつか時間が経過して行く中で関係に無理が生じたり、或いは、無理を続けていく事で些細な所からイザコザが起きたりする事が予測されると、もうこれ以上は…って自分の中で相手の事なんかお構いなしに、1つの結論に至って、‘‘音信不通,,という手段に出てしまうのが私です。一度、相手にその旨を告知して、騒ぎになって事もありました。相手の事を考えてという話が自分の事しか考えていない、と相手から怒号を受けましたけれど、その後は何とか私はともかくとして相手はうまくやって行けていますので、それで良いと今も思っています。その辺りの事情は多く語った事はありませんので、端で見たら‘‘説明のつかない行動 ,,という事になりますね。しかし、色んなケースがありますので、一概に人づきあいにおいて、全ての事に説明がつくとは今も考えてはいません」
 海は浅野の言葉に、何も言葉を返せなかった。その話の中身は全て、かつての自分自身そのままだった。
「いや、すみませんね。ついつい長くなってしまって。なかなかこんな話をする機会もないので、想いの丈をそのままにぶつけてしまいました」
 すまなさそうにする反面、どこかほっとしている様な浅野の表情に、海は頷けるものがあった。
「手先が不器用なら、せめて生き方だけは器用であるべきだ、と思いますけれど、そこまでの力量は残念ながらありませんので、妬み辛みしか残らない自分自身の器の小ささが出てしましたけれど、全ては事実です。これからもずっとその想いは残りそうです」
 嫌な話ですが、と浅野はため息をついた。
「こんな私を、芝浦さんは許していただけますか?」
「許すも何も、自分に思い当たる話ばかりで、凄くよく解る話でしたよ。それに、なんかちょっと安心しました。自分1人だけが感じている想いだろうという話が、自分以外の人から聞けましたから」
 海は、感じた事をそのままに浅野に改めて言葉にして伝えた。
「ありがとうございます。これだけ話しても、未来に繋がる言葉は何もなくて、申し訳ないのです」
 ありのままに事実を言葉にしても、どうにもならない自分自身。
 自分自身から逃げられない現実。
 不器用なままに始まった道の行く末は簡単に想像がつくが、今は想像したくはない。区切りが来るその時まで、限界が来るその時まで、後にも引けず、何も変えられないままに行く事は処刑を待つのに似ている、とその日、浅野はさらに自身の苦悩を口にした。


(深い話だったな)
 信じられない、浅野と別れ、一人自室の中で海は想う。
(こんな風に話したのは、あの時以来かもな)
 5~6年前にある友人と話した過去の時間を海は懐かしく感じた。自分自身の事と相手の事も解らずに、思いのままに突っ走ったあの頃。海のとりとめのない長い話に頷いてくれたあの友人との付き合いは途絶したままである。
(無理に関係を修復しても、いつかどこかという未来で同じ事態が起き、一度ついた傷は消えはしない…か、そうだよな)
 海は携帯のディスプレイを眺めながら、浅野の言った言葉を思い出す。
(戻れない。でも、消え行かない記憶か)
 汚点を残してしまったな、と海は想う。
(俺はこんなで、あいつのきっとあのまま、自分の確固たる生き方をしてんだろうな)
 うらやましい、そう海はある友人を思い浮かべてそう口にする。
(俺はこのまま、こうして過去の傷とこれからに苛まれるんだろうな)
 海は携帯のディスプレイを見つめたまま胸の中で呟く。
 この電話の向こうのある友人を思い描きながら…。
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Mind Feeling0724~0725 土曜深夜

2010年07月25日 01時41分28秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
土曜深夜25時。
静けさという優しく柔らかくそして切ない腕に抱かれ、ホッとする様なつかの間の一時。

窓の向こうには、満たされた月が何も言わずに下界を見下ろす姿があった。

今この瞬間を見ている人はどのくらいいるんだろうか?もし私しか見ていないとすれば、それはとても素敵な瞬間を独り占めした感じである。
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